バレーボール男子のアジア選手権(福岡・北九州市立総合体育館)は9月13日に決勝が行なわれ、日本(世界ランク6位)がイラン(同18位)を3-0のストレートで撃破。2大会連続11度目の優勝を収め、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得した。試合後、イランの選手は勝敗を分けたポイントを振り返った。
日本対策を訊くと「トップラインで守備に回り、日本のオフェンスをブロックしていました。実際、何度か私たちが試合をコントロールできた場面もありましたが、日本は攻撃の組み立てが非常に上手でした。劣勢になったとき自分たちに大きなプレッシャーがかかってしまい、少し負けてしまった」と振り返った。
だが敗因はそれだけではない。「実のところ、日本のサーブに負けてしまっていた」とハジプールは語り、サーブの正確さが勝敗を分けたと反省した。
事実、試合のスタッツを見てみると、サービスエースは日本の7本(高橋藍=3、西田有志=2、石川祐希、大塚達宣=1)に対し、イランはわずか3本。さらに「Opponent Error=相手チームのミスによる得点」では日本に23点を献上しており、サーブでのミスを含め細かい積み重ねが敗北につながった。
イランを率いるロベルト・ピアッツァ監督も試合後、「最初のセットで、イランはミスが多すぎた」と指摘している。「数はそれほど重要じゃない。重要なのはミスの質だ。許されないミスもあれば、許されるミスもある。接戦では一つのプレーが命取りになる」と、日本との差に嘆いた。
ちなみに日本のサービスエース総得点は47で、これは今大会ナンバー1の数字。チーム最多96得点を挙げ、大会MVPに輝いた高橋は22点をサーブポイントで稼いでおり、日本チームの強力武器はサーブといっても過言ではない。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【動画】最期はキャプテンに託す!ロス五輪出場を決めた瞬間
日本が2セットを連取。あとがなくなったイランは第3セット、フィジカルを生かした強打と高さで一進一退の攻防を終盤まで繰り広げたが、要所でサーブミスが相次いだ。日本にチャンピオンシップポイントを握られると、石川祐希のスパイクを一度はブロックするが、2度目の強打で弾いたボールが無情にもコート上に落ちて力尽きた。
結果はストレート負けだが、アジアの覇権を争う2チームに相応しい接戦だった。両チーム最多タイ18得点を挙げたイランのアリ・ハジプールは取材エリアで「日本はオリンピックの出場権に値するチームだった」と強さを認めた。
今大会ベストオポジットを受賞した25歳は、同僚のポリヤ・ホセイン・ハンザデとともにイランの二枚看板として攻撃をけん引。身長198cmの長身を生かし、石川のスパイクを第1セットから何度も止めるなど守備でも存在感を発揮したが「試合に負けてしまえば、自分のパフォーマンスが良かったかどうかなんて関係ない」と肩を落とした。結果はストレート負けだが、アジアの覇権を争う2チームに相応しい接戦だった。両チーム最多タイ18得点を挙げたイランのアリ・ハジプールは取材エリアで「日本はオリンピックの出場権に値するチームだった」と強さを認めた。
日本対策を訊くと「トップラインで守備に回り、日本のオフェンスをブロックしていました。実際、何度か私たちが試合をコントロールできた場面もありましたが、日本は攻撃の組み立てが非常に上手でした。劣勢になったとき自分たちに大きなプレッシャーがかかってしまい、少し負けてしまった」と振り返った。
だが敗因はそれだけではない。「実のところ、日本のサーブに負けてしまっていた」とハジプールは語り、サーブの正確さが勝敗を分けたと反省した。
事実、試合のスタッツを見てみると、サービスエースは日本の7本(高橋藍=3、西田有志=2、石川祐希、大塚達宣=1)に対し、イランはわずか3本。さらに「Opponent Error=相手チームのミスによる得点」では日本に23点を献上しており、サーブでのミスを含め細かい積み重ねが敗北につながった。
イランを率いるロベルト・ピアッツァ監督も試合後、「最初のセットで、イランはミスが多すぎた」と指摘している。「数はそれほど重要じゃない。重要なのはミスの質だ。許されないミスもあれば、許されるミスもある。接戦では一つのプレーが命取りになる」と、日本との差に嘆いた。
ちなみに日本のサービスエース総得点は47で、これは今大会ナンバー1の数字。チーム最多96得点を挙げ、大会MVPに輝いた高橋は22点をサーブポイントで稼いでおり、日本チームの強力武器はサーブといっても過言ではない。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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