少し目が赤かった。
結膜炎だ。
大塚壮二郎が東大阪市花園ラグビー場でそう明かしたのは9月12日。日本代表としてパシフィック・ネーションズカップ準決勝に出た直後のことだ。
この一戦を前に、チームでは近づいてプレーすることの多いフォワード最前列で件の目の炎症が流行。左プロップの大塚もそのひとりだったのだ。
アメリカ代表を63―14で下したその日、大塚は先頭で組むスクラムで何度も向こうの反則を誘った。前半終了間際にはトライも決めた。
「今週はプロップに病があってあまりトレーニングができなかったなか、今回あのような(満足できる)パフォーマンスができた。チームとしての成長を感じる。十分な準備や練習ができなかったとしてもベストを尽くせたのが大きな収穫です」
エディー・ジョーンズヘッドコーチにこう讃えられる本人は、慎ましかった。
「バックアップのメンバーが(代わりに)準備してくれて、すごくいい練習ができた。それもよかったです」
関西学大の4年生。7月5日に22歳になったばかりだが、指揮官からはこう褒められる。
「もう41歳なのかと思えるような成熟した大人の選手。ミスも引きずらず、やるべきことに向かって切り替えられる」
身長178センチ・体重110キロの肉体は特に胸板と腰回りが分厚く映り、いったん固めたスクラムの姿勢は簡単にぐらつかない。幹の強さを思わせる。何より、パフォーマンスの波が見られない。
フロントローと呼ばれる最前線のポジション群は、スクラムをよい姿勢で押すため相手とセンチ単位の駆け引きを繰り広げる。自ずと経験値が請われる働き場にあって、関西学院高から内部進学の青年が学生のうちに代表入り。同じ位置の候補者にけが人が出ているのを差し引いても、ボスに大器と目されているのが伝わる。
今年まで2季連続で、ジョーンズの教える23歳以下日本代表に参加。その流れで次々と上位グループに昇格した。
「やっているラグビーは(年代別代表と)一緒なのですが、(合宿での)練習相手が強い。なので、高い強度で練習ができていると思います」
結膜炎だ。
大塚壮二郎が東大阪市花園ラグビー場でそう明かしたのは9月12日。日本代表としてパシフィック・ネーションズカップ準決勝に出た直後のことだ。
この一戦を前に、チームでは近づいてプレーすることの多いフォワード最前列で件の目の炎症が流行。左プロップの大塚もそのひとりだったのだ。
アメリカ代表を63―14で下したその日、大塚は先頭で組むスクラムで何度も向こうの反則を誘った。前半終了間際にはトライも決めた。
「今週はプロップに病があってあまりトレーニングができなかったなか、今回あのような(満足できる)パフォーマンスができた。チームとしての成長を感じる。十分な準備や練習ができなかったとしてもベストを尽くせたのが大きな収穫です」
エディー・ジョーンズヘッドコーチにこう讃えられる本人は、慎ましかった。
「バックアップのメンバーが(代わりに)準備してくれて、すごくいい練習ができた。それもよかったです」
関西学大の4年生。7月5日に22歳になったばかりだが、指揮官からはこう褒められる。
「もう41歳なのかと思えるような成熟した大人の選手。ミスも引きずらず、やるべきことに向かって切り替えられる」
身長178センチ・体重110キロの肉体は特に胸板と腰回りが分厚く映り、いったん固めたスクラムの姿勢は簡単にぐらつかない。幹の強さを思わせる。何より、パフォーマンスの波が見られない。
フロントローと呼ばれる最前線のポジション群は、スクラムをよい姿勢で押すため相手とセンチ単位の駆け引きを繰り広げる。自ずと経験値が請われる働き場にあって、関西学院高から内部進学の青年が学生のうちに代表入り。同じ位置の候補者にけが人が出ているのを差し引いても、ボスに大器と目されているのが伝わる。
今年まで2季連続で、ジョーンズの教える23歳以下日本代表に参加。その流れで次々と上位グループに昇格した。
「やっているラグビーは(年代別代表と)一緒なのですが、(合宿での)練習相手が強い。なので、高い強度で練習ができていると思います」





