32年ぶりに日本で開催されている愛知・名古屋アジア大会は9月26日、バドミントン女子シングルス2、3回戦(一宮市総合体育館)が行なわれ、団体銀メダルの宮崎友花が16年リオ五輪シングルス銀メダルのシンドゥ・プサルラ(インド)に0-2で敗れた。1日2試合が実施されたこの日、宮崎の2試合目は日付をまたいだ深夜にスタートする異常事態に。破綻したスケジュールに海外メディアから運営に対し、批判の声が上がっている。
自国開催なのに寂しい光景だった。世界ランキング7位の宮崎は2回戦でモンゴルのサランガ・ヘルレンバータルを2-0(21-5、21-5)で下し、3回戦に進出。次戦の相手は同9位で世界選手権の優勝経験もある強豪のプサルラだった。
ところが、自身が試合をするコートで他の試合が熱戦につぐ熱戦で延びてしまい、どんどん開始時間が遅れる事態に。空いた別のコートに流し込むこともなく、宮崎の2試合目が始まったのは、なんと27日の午前0時8分。実力伯仲で人気選手同士の好カードにもかかわらず、観客は関係者を含めてわずか数人。スタンドはほぼ無観客の状況だった。
試合は相手のプサルラが完全に支配。宮崎は第1ゲームを9-21で落とすと、第2ゲームも13-21で完敗。試合時間はオフィシャル発表によるとトータル41分。午前0時49分に終了した。長い時間待たされて調整が難しかったのか、宮崎の動きにキレはなく表情は少し疲れ切っているような様子だった。
この試合を最後まで見届けたインドの総合スポーツウェブメディア『RevSportz』のボリア・マジュムダール記者は、プサルラの楽勝を自身のXで速報したが、「ちなみに、今は午前1時だ!このスケジュールはまさに魔法だと言わざるを得ない!バドミントンの他の試合はまだ続いている。はっきり言ってしまえば、これは馬鹿げている」と、破綻した進行に怒り心頭だった。
同じくインドのメディア『The Field』のヴィナヤック記者は、翌日の試合開始時間が記載されたスケジュールをXに投稿して「なんてこった」と絶句。「プサルラがまだプレー中なのは分かっている(クソみたいな真夜中を過ぎているが)、これは荒唐無稽だ。もし彼女がこの試合に勝ったら(あるいはミヤザキも同様だが)、準々決勝はクソみたいなコート4で行なわれ、午後1時頃になるんだ!」と、選手の健康を無視したような過密日程を非難。文末に「何だよ、これ。マジで」と吐き捨てた。
ほかの海外メディアからは「一体どういうスケジュールなんだ?」「この時間帯、スタンドには観客がほとんどいない」「誰に何を見せるつもりなのだろうか」などと、疑問の声が噴出した。
しかも、会場から最寄りの一宮駅行きのシャトルバスは「22時40分で終了」と会場からアナウンスがあった。宮崎の試合を楽しみにしていたファンからは、「チケット買えて楽しみに待ってたけど時間的に無理だと判断して帰りました」「チケット無駄じゃん」「何もかも、ヤバすぎる」といった落胆と嘆きが入り交じった声がXの書き込みにあった。
1試合あたりの終了メドが読みにくいとはいえ、選手や運営スタッフの負担があまりに大きい事態となった。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】ほぼ無観客…宮崎友花の2試合目の実際の様子
自国開催なのに寂しい光景だった。世界ランキング7位の宮崎は2回戦でモンゴルのサランガ・ヘルレンバータルを2-0(21-5、21-5)で下し、3回戦に進出。次戦の相手は同9位で世界選手権の優勝経験もある強豪のプサルラだった。
ところが、自身が試合をするコートで他の試合が熱戦につぐ熱戦で延びてしまい、どんどん開始時間が遅れる事態に。空いた別のコートに流し込むこともなく、宮崎の2試合目が始まったのは、なんと27日の午前0時8分。実力伯仲で人気選手同士の好カードにもかかわらず、観客は関係者を含めてわずか数人。スタンドはほぼ無観客の状況だった。
試合は相手のプサルラが完全に支配。宮崎は第1ゲームを9-21で落とすと、第2ゲームも13-21で完敗。試合時間はオフィシャル発表によるとトータル41分。午前0時49分に終了した。長い時間待たされて調整が難しかったのか、宮崎の動きにキレはなく表情は少し疲れ切っているような様子だった。
この試合を最後まで見届けたインドの総合スポーツウェブメディア『RevSportz』のボリア・マジュムダール記者は、プサルラの楽勝を自身のXで速報したが、「ちなみに、今は午前1時だ!このスケジュールはまさに魔法だと言わざるを得ない!バドミントンの他の試合はまだ続いている。はっきり言ってしまえば、これは馬鹿げている」と、破綻した進行に怒り心頭だった。
同じくインドのメディア『The Field』のヴィナヤック記者は、翌日の試合開始時間が記載されたスケジュールをXに投稿して「なんてこった」と絶句。「プサルラがまだプレー中なのは分かっている(クソみたいな真夜中を過ぎているが)、これは荒唐無稽だ。もし彼女がこの試合に勝ったら(あるいはミヤザキも同様だが)、準々決勝はクソみたいなコート4で行なわれ、午後1時頃になるんだ!」と、選手の健康を無視したような過密日程を非難。文末に「何だよ、これ。マジで」と吐き捨てた。
ほかの海外メディアからは「一体どういうスケジュールなんだ?」「この時間帯、スタンドには観客がほとんどいない」「誰に何を見せるつもりなのだろうか」などと、疑問の声が噴出した。
しかも、会場から最寄りの一宮駅行きのシャトルバスは「22時40分で終了」と会場からアナウンスがあった。宮崎の試合を楽しみにしていたファンからは、「チケット買えて楽しみに待ってたけど時間的に無理だと判断して帰りました」「チケット無駄じゃん」「何もかも、ヤバすぎる」といった落胆と嘆きが入り交じった声がXの書き込みにあった。
1試合あたりの終了メドが読みにくいとはいえ、選手や運営スタッフの負担があまりに大きい事態となった。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】ほぼ無観客…宮崎友花の2試合目の実際の様子




