その他

「選手を潰す気なの!」宮崎友花も巻き込まれた深夜の“異常な日程”に韓国バド女王憤り 杜撰な運営を母国メディア問題視【アジア大会】

THE DIGEST編集部

2026.09.28

バドミントン女子日本代表の宮崎友花。(C)Getty Images

 バドミントンの異常なスケジュールが、物議を醸している。

 32年ぶりに日本で開催されている愛知・名古屋アジア大会で世界ランク7位の宮崎友花が、16年リオ五輪シングルス銀メダルのシンドゥ・プサルラ(インド)と26日に3回戦で対戦。しかし、試合開始は日付をまたいだ27日の午前0時8分にスタートする異例の事態に。衝撃の時間帯での試合には韓国メディアも疑問を呈している。

 目を疑うような現実が起きた。この日は各コートでの試合が長引いた影響などで、深夜まで試合が続いた。宮崎は不運にも試合開始が終盤の方で、プサルラと対戦した時は深夜0時過ぎ。無論、ほぼ無観客の状態だった。モチベーションが保ちにくいゲームに臨んだ20歳の日本人は、0-2(9-21、13-21)でストレート負け。団体戦決勝で敗れた悔しさを晴らせず、寂しいスタンドを背にアジア最大のスポーツの祭典を去った。

 通常ではありえない事態に隣国から批判が相次いでいる。韓国の日刊紙『東亜日報』は「奇妙な日程。マジで"有り得ない"」と怒り心頭。円滑さを欠いた運営によって、「選手たちは正常なコンディションを発揮することが困難な時間まで待機を余儀なくされた」と説明した。さらに、試合開始前に最寄り駅までのシャトルバスの運行が終了したことから、「ファンだけでなく、現地の取材陣からも批判が殺到した」などと、現場の混乱を伝えた。

 運営の杜撰(ずさん)なスケジュールに巻き込まれたのは、宮崎だけではなかった。韓国のスポーツメディア『SPOTV NEWS』によれば、最後の男子シングルスの試合は午前0時55分に始まって、フルゲームマッチとなった。接戦の勝負を繰り広げ、白星を挙げたのはインドネシアのジョナタン・クリスティで、オフィシャルによる試合時間は61分。時計の針は、午前2時に迫っていた。
 
 世界ランク1位のアン・セヨンは、1日2試合をこなすタイトなスケジュールについて「思ったより大変だった」とし、不満を吐露している。韓国の絶対女王は「ちょっと眠らせてほしいと思った。それぐらい本当に大変だった」と告白。チームメイトであるキム・ガウン(韓国)との会話で「こんなのありえないよね」と漏らし、「1日に2試合もプレーしろって、私たちを潰す気なの!って文句を言い合ってました」と明かした。「今大会の日程に関しては、残念な点があるのは間違いない」とも指摘している。

 選手ファーストとは、あまりにかけ離れた破綻したスケジュール。過密日程で戦う選手にとっては大きな負担となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】宮崎友花がアジア大会"破綻"スケジュールの巻き添えに…2試合目の開始時間が午前0時8分の異常事態 荒唐無稽な運営に海外メディア怒り心頭「馬鹿げてる」

【記事】「凄まじいガラガラっぷり」"客席寂しい"開会式に視聴者騒然「心配になるレベル」「何でなの?」【アジア大会】

【画像】ほぼ無観客…宮崎友花の2試合目の実際の様子