卓球のWTTチャイナスマッシュ(中国・北京)が現地10月11日に男子シングルス決勝が行なわれ、世界ランキング1位の松島輝空が同6位の林昀儒(台湾)に4-3で勝利。WTT最高峰のグランドスマッシュで2度目の優勝を果たした。名実ともに世界1位の実力をみせつけた日本の19歳に卓球王国が脅威を感じている。
執念の逆転劇だった。松島は第1、2ゲームを連取するも、第3ゲームから立て続けに失う苦しい展開。第6ゲームは積極的な攻撃に転じ試合をタイに戻す、最終第7ゲームは得意のフォアハンドで怒とうの6連続ポイント。一時は1点差まで詰められたが、難しいコースを突くフォアで得点を重ね相手を振り切った。
一週間前に日本勢46年ぶりの世界ランク1位に立った。大きな重圧もあったが「本当に素直に嬉しい気持ち。レベルが高い試合で、いろんな選手が出てるんですけど、その中で2回タイトルが取れて良かった」と話し、崖っぷちからの逆転タイトルに安堵した。
32年ぶりの日本開催だった愛知・名古屋アジア大会では団体決勝で日本に60年ぶりの金メダルをもたらし、中国撃破に大きく貢献した松島。卓球界の中で加速的な急成長をみせる日本の19歳について、中国のスポーツメディア『捜狐』は「試合を通じて着実かつ堅実なプレーを見せ、1ポイント、1ショットごとに決して気を緩めることなく、極限の集中力で重要な勝利を掴み取った」と高評価。「この試合の勝利の鍵について、松島輝空は極めて謙虚で、相手を軽視したり慢心したりする様子は微塵もなかった」と称えている。
さらに同メディアが注目したのは、松島がコート上で受けた勝利インタビューの内容だ。松島は対戦相手の林昀儒について「以前同じチーム(Tリーグの木下マイスター東京)でやらしてもらっていて、本当に憧れる部分がたくさんある」「本当に強い選手。最後の一本を取り切ることができて良かった」と敬意を込め、強敵からの勝利に頬を緩めた。
この部分について『捜狐』は「強者の思考を如実に表していた」と指摘。「松島は世界中のトップ選手たちとの度重なる対決の中で、常に学ぶ姿勢を保ち、対戦相手の技術的な長所や試合経験を吸収し、自身の弱点を絶えず補い、技術の細部を磨き上げ、激しい対戦の中で絶えず向上し、自分自身をますます強くしてきた」と、急成長の理由を考察する。
試合中は吠えたり、相手を睨み付けるような鋭い視線を与える松島だが「一見派手に見える外見の下には、極めて冷静な認識と謙虚な姿勢が隠されていることが容易に見て取れる。松島は決してどの相手も軽視せず、常にコートへの畏敬の念を持ち、学ぶ姿勢を保ち、自分自身に極めて高い要求を課し、勝敗を通じて成長を積み重ね、自己を磨き上げている」と評価。「天賦の才におごらず、栄誉に慢心せず、常に地に足をつけ、謙虚に研鑽を積む――これこそが松島輝空の最も恐ろしいところだ」と感服。松島の存在が中国卓球界の将来大きな脅威だと警報を鳴らしながら、次のように記事を締めくくっている。
「松島は飛躍的な成長を遂げ、世界ランキング1位の座を堅守し、中国卓球界にとって将来最も手強い、最も安定した強敵の一人となっている。認めざるを得ないのは、コート上で果敢に戦い抜く一方で、控えめに経験を積み重ね、絶えず向上し続ける――そんな松島輝空を、決して侮ってはならないということだ」
構成●THE DIGEST編集部
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執念の逆転劇だった。松島は第1、2ゲームを連取するも、第3ゲームから立て続けに失う苦しい展開。第6ゲームは積極的な攻撃に転じ試合をタイに戻す、最終第7ゲームは得意のフォアハンドで怒とうの6連続ポイント。一時は1点差まで詰められたが、難しいコースを突くフォアで得点を重ね相手を振り切った。
一週間前に日本勢46年ぶりの世界ランク1位に立った。大きな重圧もあったが「本当に素直に嬉しい気持ち。レベルが高い試合で、いろんな選手が出てるんですけど、その中で2回タイトルが取れて良かった」と話し、崖っぷちからの逆転タイトルに安堵した。
32年ぶりの日本開催だった愛知・名古屋アジア大会では団体決勝で日本に60年ぶりの金メダルをもたらし、中国撃破に大きく貢献した松島。卓球界の中で加速的な急成長をみせる日本の19歳について、中国のスポーツメディア『捜狐』は「試合を通じて着実かつ堅実なプレーを見せ、1ポイント、1ショットごとに決して気を緩めることなく、極限の集中力で重要な勝利を掴み取った」と高評価。「この試合の勝利の鍵について、松島輝空は極めて謙虚で、相手を軽視したり慢心したりする様子は微塵もなかった」と称えている。
さらに同メディアが注目したのは、松島がコート上で受けた勝利インタビューの内容だ。松島は対戦相手の林昀儒について「以前同じチーム(Tリーグの木下マイスター東京)でやらしてもらっていて、本当に憧れる部分がたくさんある」「本当に強い選手。最後の一本を取り切ることができて良かった」と敬意を込め、強敵からの勝利に頬を緩めた。
この部分について『捜狐』は「強者の思考を如実に表していた」と指摘。「松島は世界中のトップ選手たちとの度重なる対決の中で、常に学ぶ姿勢を保ち、対戦相手の技術的な長所や試合経験を吸収し、自身の弱点を絶えず補い、技術の細部を磨き上げ、激しい対戦の中で絶えず向上し、自分自身をますます強くしてきた」と、急成長の理由を考察する。
試合中は吠えたり、相手を睨み付けるような鋭い視線を与える松島だが「一見派手に見える外見の下には、極めて冷静な認識と謙虚な姿勢が隠されていることが容易に見て取れる。松島は決してどの相手も軽視せず、常にコートへの畏敬の念を持ち、学ぶ姿勢を保ち、自分自身に極めて高い要求を課し、勝敗を通じて成長を積み重ね、自己を磨き上げている」と評価。「天賦の才におごらず、栄誉に慢心せず、常に地に足をつけ、謙虚に研鑽を積む――これこそが松島輝空の最も恐ろしいところだ」と感服。松島の存在が中国卓球界の将来大きな脅威だと警報を鳴らしながら、次のように記事を締めくくっている。
「松島は飛躍的な成長を遂げ、世界ランキング1位の座を堅守し、中国卓球界にとって将来最も手強い、最も安定した強敵の一人となっている。認めざるを得ないのは、コート上で果敢に戦い抜く一方で、控えめに経験を積み重ね、絶えず向上し続ける――そんな松島輝空を、決して侮ってはならないということだ」
構成●THE DIGEST編集部
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