“大学3大駅伝”の初戦である「第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」が、10月12日に開催。早稲田大が2時間05分56秒の大会新記録で、16年ぶりに優勝を果たした。その強さに、元箱根駅伝ランナーが“黄金期”の到来を予想した。
早稲田大は1区を吉倉ナヤブ直希(3年)が首位と16秒差の7位で発進すると、2区では1年生の本田桜二郎が区間賞の激走でトップに立つ。その後は3区の鈴木琉胤(2年)が日本大のシャドラック・キップケメイ(4年)に抜かれたものの、主要区間を3番目のタイムでまとめて2位で中継する。
その後、4区のルーキー新妻遼己が1位を奪還すると、5区の山口竣平(3年)と最長区間を託された6区の工藤慎作(4年)も好走し、完勝した。4区以降の3選手はいずれも区間賞を獲得した。
「秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本本大学駅伝)」、「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」とともに“3冠”を達成した2010年度以来の戴冠を成し遂げた早稲田大を、帝京大出身で箱根駅伝と全日本大学駅伝に出場経験のある“たむじょー”こと陸上ユーチューバーの田村丈哉氏が、自身のYouTubeチャンネルで称えた。
同氏はまず、「1年生の本田選手、新妻選手が『走ったな!』という感想です。本田選手はトラックで1500メートルで活躍していましたし、新妻選手もレースは出ていましたけど、『駅伝はどうかな』というところで、見事2人とも区間賞で、あっぱれですよね」とルーキーの活躍に言及。「まさか区間賞のレベルまで行くとはと、正直思いました。僕の想像以上で、スーパー1年生が走ったという印象です」と感想を述べた。
そして「3区の鈴木選手は、僕が今見る大学陸上界のなかで一番安心感を持てる選手だと思います。鈴木選手がいれば、襷を渡せば何とかしてくれるでしょと。絶対に外さない安心感というか、頼れる兄貴です。外すイメージがないです。区間賞かは別としても、必ず上位では来る安定の走りで、そういう信頼感があるから、3区の鈴木選手の走りが早稲田の優勝につながったと感じています」と、2年生の主力選手を称賛する。
そのため、「1区、2区の選手、特に本田選手、強い中央の岡田(開成、3年)選手らもいたなかで、最後にスパートをかけて攻められたのは、3区に鈴木先輩がいるから、多少失敗しても何とかしてくれるという心の安心感があるから思い切って攻められたのでは、と思います。本当に鈴木選手の存在が大きいというのはありました」と、賛辞を続けた。
さらに「“つなぎの5区”と言われている区間なのにもかかわらず、(学生トップクラスのタイムである5000mで13分17秒、10000mで27分59秒を持つ)山口選手を置けるのが、早稲田の強さだったと思います。序盤(の区間を)走ってもいい選手ではあるにもかかわらず、5区に強い選手を置けるのは強さです。(アンカーの)工藤選手も嬉しかったでしょう。先頭で。2位との差が23秒だったから、そんな安心はできなかったはずですけど、落ち着いていましたね」と、後半区間を走った上級生も称えた。
そして「ここから本当にマジの黄金期が到来で、超楽しみ」と続けた。
田村氏の見立て通り、早稲田大は常勝軍団になれるのか。全日本大学駅伝は11月1日、箱根駅伝は来年の1月2日、3日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】元帝京大ランナーの“たむじょー”氏が出雲駅伝を振り返る
早稲田大は1区を吉倉ナヤブ直希(3年)が首位と16秒差の7位で発進すると、2区では1年生の本田桜二郎が区間賞の激走でトップに立つ。その後は3区の鈴木琉胤(2年)が日本大のシャドラック・キップケメイ(4年)に抜かれたものの、主要区間を3番目のタイムでまとめて2位で中継する。
その後、4区のルーキー新妻遼己が1位を奪還すると、5区の山口竣平(3年)と最長区間を託された6区の工藤慎作(4年)も好走し、完勝した。4区以降の3選手はいずれも区間賞を獲得した。
「秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本本大学駅伝)」、「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」とともに“3冠”を達成した2010年度以来の戴冠を成し遂げた早稲田大を、帝京大出身で箱根駅伝と全日本大学駅伝に出場経験のある“たむじょー”こと陸上ユーチューバーの田村丈哉氏が、自身のYouTubeチャンネルで称えた。
同氏はまず、「1年生の本田選手、新妻選手が『走ったな!』という感想です。本田選手はトラックで1500メートルで活躍していましたし、新妻選手もレースは出ていましたけど、『駅伝はどうかな』というところで、見事2人とも区間賞で、あっぱれですよね」とルーキーの活躍に言及。「まさか区間賞のレベルまで行くとはと、正直思いました。僕の想像以上で、スーパー1年生が走ったという印象です」と感想を述べた。
そして「3区の鈴木選手は、僕が今見る大学陸上界のなかで一番安心感を持てる選手だと思います。鈴木選手がいれば、襷を渡せば何とかしてくれるでしょと。絶対に外さない安心感というか、頼れる兄貴です。外すイメージがないです。区間賞かは別としても、必ず上位では来る安定の走りで、そういう信頼感があるから、3区の鈴木選手の走りが早稲田の優勝につながったと感じています」と、2年生の主力選手を称賛する。
そのため、「1区、2区の選手、特に本田選手、強い中央の岡田(開成、3年)選手らもいたなかで、最後にスパートをかけて攻められたのは、3区に鈴木先輩がいるから、多少失敗しても何とかしてくれるという心の安心感があるから思い切って攻められたのでは、と思います。本当に鈴木選手の存在が大きいというのはありました」と、賛辞を続けた。
さらに「“つなぎの5区”と言われている区間なのにもかかわらず、(学生トップクラスのタイムである5000mで13分17秒、10000mで27分59秒を持つ)山口選手を置けるのが、早稲田の強さだったと思います。序盤(の区間を)走ってもいい選手ではあるにもかかわらず、5区に強い選手を置けるのは強さです。(アンカーの)工藤選手も嬉しかったでしょう。先頭で。2位との差が23秒だったから、そんな安心はできなかったはずですけど、落ち着いていましたね」と、後半区間を走った上級生も称えた。
そして「ここから本当にマジの黄金期が到来で、超楽しみ」と続けた。
田村氏の見立て通り、早稲田大は常勝軍団になれるのか。全日本大学駅伝は11月1日、箱根駅伝は来年の1月2日、3日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】元帝京大ランナーの“たむじょー”氏が出雲駅伝を振り返る




