プロボクシングの世界2階級王者の亀田和毅(TMK)は、現地10月17日にWBA世界フェザー級王者ブランドン・フィゲロア(米国)に挑戦する予定だったが、かなわなかった。前日計量でチャンピオンが体重をオーバーし、その後に体調不良を訴えて試合が中止になったためだ。近年ボクシング界で頻発している減量失敗について元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏が、私見を述べた。
現役時代は“KOダイナマイト”の愛称で親しまれた同氏はまず、亀田について「かわいそうですね」とし、計量時のコンディションを「(身体が)ちゃんとできていました。そういうところ、亀田選手はしっかりとします」と評価した。
一方リングに上がれずにタイトルを剥奪された前王者に対しては、「診断も、しっかりと出してほしいです。何だったのか。体調が悪いのは仕方がない。インフルとかノロウイルスとかだったら」とコメントした。
現在はボクシングジムKOD LAB FITNESS BOXINGの会長で、今後は試合開催もしたいという内山氏は「恐ろしいです。大金をかけてやるわけです。それでメイン(の試合)が無くなったら、視聴率も取れないし。どういうふうに、誰が責任を取るんだとなります。自分がその立場だったらゾッとします」と訴える。
最近のボクシング界では、“水抜き”という減量方法が流行っている。従来のやり方との違いは、直前まで食事や練習を通常通りにしたうえで、短期間で身体から水分を一気に抜くという点だ。トレーニングを十分に積めるメリットがある一方、体重超過も目立っている。
そういった背景から内山氏は「最近、選手たちは、すごく無理に減量します。見ているこちらが怖いです。『大丈夫か。本当にちゃんと落ちるの』という不安感しかないです」と感想を述べる。そして、46歳の自身が現役だった頃との違いを、こう語った。
「僕らの時は大体、前日に7、800(グラム)オーバーで寝て、朝に起きたら100や200オーバーとかで。そのまま何も食べなければ、飲まなければ、計量の時までに、勝手に落ちる。今は(計量当日の)朝に練習や半身浴をするとか、そういうのが怖いです」
自身は一度も計量オーバーがなかった内山氏が、現代の手法に疑問を投げかけた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】亀田和毅を思いやる内山高志氏が現代ボクシングの調整法に疑問
現役時代は“KOダイナマイト”の愛称で親しまれた同氏はまず、亀田について「かわいそうですね」とし、計量時のコンディションを「(身体が)ちゃんとできていました。そういうところ、亀田選手はしっかりとします」と評価した。
一方リングに上がれずにタイトルを剥奪された前王者に対しては、「診断も、しっかりと出してほしいです。何だったのか。体調が悪いのは仕方がない。インフルとかノロウイルスとかだったら」とコメントした。
現在はボクシングジムKOD LAB FITNESS BOXINGの会長で、今後は試合開催もしたいという内山氏は「恐ろしいです。大金をかけてやるわけです。それでメイン(の試合)が無くなったら、視聴率も取れないし。どういうふうに、誰が責任を取るんだとなります。自分がその立場だったらゾッとします」と訴える。
最近のボクシング界では、“水抜き”という減量方法が流行っている。従来のやり方との違いは、直前まで食事や練習を通常通りにしたうえで、短期間で身体から水分を一気に抜くという点だ。トレーニングを十分に積めるメリットがある一方、体重超過も目立っている。
そういった背景から内山氏は「最近、選手たちは、すごく無理に減量します。見ているこちらが怖いです。『大丈夫か。本当にちゃんと落ちるの』という不安感しかないです」と感想を述べる。そして、46歳の自身が現役だった頃との違いを、こう語った。
「僕らの時は大体、前日に7、800(グラム)オーバーで寝て、朝に起きたら100や200オーバーとかで。そのまま何も食べなければ、飲まなければ、計量の時までに、勝手に落ちる。今は(計量当日の)朝に練習や半身浴をするとか、そういうのが怖いです」
自身は一度も計量オーバーがなかった内山氏が、現代の手法に疑問を投げかけた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】亀田和毅を思いやる内山高志氏が現代ボクシングの調整法に疑問




