F1アストンマーティンのフェルナンド・アロンソによる異例の発言に他ドライバーからも意見が挙がった。
英専門メディア『The Race』によると、元ワールドチャンピオンは米国GP(現地10月25日決勝)で1周目にアレックス・アルボン(ウィリアムズ)と接触した後、「後方からのスタートには常にリスクが伴う」「グリッド下位3分の1のドライバーの質は非常に低いと思う。今日アレックスの件で見られたように」と批判。メキシコGPのレースウィークを前にしても次のように意見を強調した。
「具体的な(カー)ナンバーを挙げるつもりはありませんが、誰のことを指しているのか、そして誰がそのコメントを自分に向けられたものだと感じたのかは、皆分かっているはずだ。今でも考えは変わらない。あれは不必要なミスだった。残念ながら今シーズンはずっとグリッド後方で走っているから、どうしても目に入ってしまう光景があるんだ」
一方で、当のアルボンは「良いバトルだったと思う」と件の接触について見解を述べつつ、「グリッド全体を通して、レベルは高いと思う」とアロンソの発言に反論。「10~15年前のグリッド後方とは状況が違う。今はもう、いわゆる『ペイ・ドライバー』は存在しないからね」と異を唱えた。
さらに他のドライバーからはアルボンを支持するコメントが相次いだ。チームメイトのカルロス・サインツはダーティエアーなどの要素が後方のレースを複雑しているとの見解を述べた。「F1に12年間いるが、最も才能のレベルが高い年を挙げるとすれば、今年だと思う。F1の基準を満たしていないドライバーなど、一人も思い浮かばない」と続けた。
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は「現在のグリッドに並ぶドライバーたちのレベルは、間違いなく最高水準にあると言えるだろう」と断言。オリバー・ベアマン(ハース)も「ドライバーの質の問題ではない。誰もが全力を尽くし、何とか結果を出そうと必死になっている。トップ8のポジションが実質的にトップ4チームで埋まってしまっている状況下では、それ(上位入賞)は非常に困難なことなんだ」と主張した。
そしてその差はマシン性能の違いにあると話すのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。アルボンがジュニアカテゴリーから「並外れた」実力を示していたと振り返り、「唯一の違いは乗っているマシンだけであって、ドライバーの基準は非常に高い」とコメントした。さらにセルジオ・ペレス(キャデラック)は次のように語った。
「もし先頭を走っているドライバーとマシンを入れ替えたとしても、結果は今とほとんど変わらないはずだよ。その逆もまた然りだ。F1の唯一の問題点は、結局マシンとチームの性能次第だというところだ。グリッドの後方にいるドライバーたちの顔ぶれを見ても、そのレベルの高さは本当に凄まじいものがあるよ」
アロンソがF1ドライバーに求める基準の高さに加え、今季のアストンマーティンが競争力不足によって、トラブルに巻き込まれやすい中団・後方での走行を強いられていることも、今回の「レベルが低い」という発言につながってしまったのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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英専門メディア『The Race』によると、元ワールドチャンピオンは米国GP(現地10月25日決勝)で1周目にアレックス・アルボン(ウィリアムズ)と接触した後、「後方からのスタートには常にリスクが伴う」「グリッド下位3分の1のドライバーの質は非常に低いと思う。今日アレックスの件で見られたように」と批判。メキシコGPのレースウィークを前にしても次のように意見を強調した。
「具体的な(カー)ナンバーを挙げるつもりはありませんが、誰のことを指しているのか、そして誰がそのコメントを自分に向けられたものだと感じたのかは、皆分かっているはずだ。今でも考えは変わらない。あれは不必要なミスだった。残念ながら今シーズンはずっとグリッド後方で走っているから、どうしても目に入ってしまう光景があるんだ」
一方で、当のアルボンは「良いバトルだったと思う」と件の接触について見解を述べつつ、「グリッド全体を通して、レベルは高いと思う」とアロンソの発言に反論。「10~15年前のグリッド後方とは状況が違う。今はもう、いわゆる『ペイ・ドライバー』は存在しないからね」と異を唱えた。
さらに他のドライバーからはアルボンを支持するコメントが相次いだ。チームメイトのカルロス・サインツはダーティエアーなどの要素が後方のレースを複雑しているとの見解を述べた。「F1に12年間いるが、最も才能のレベルが高い年を挙げるとすれば、今年だと思う。F1の基準を満たしていないドライバーなど、一人も思い浮かばない」と続けた。
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は「現在のグリッドに並ぶドライバーたちのレベルは、間違いなく最高水準にあると言えるだろう」と断言。オリバー・ベアマン(ハース)も「ドライバーの質の問題ではない。誰もが全力を尽くし、何とか結果を出そうと必死になっている。トップ8のポジションが実質的にトップ4チームで埋まってしまっている状況下では、それ(上位入賞)は非常に困難なことなんだ」と主張した。
そしてその差はマシン性能の違いにあると話すのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。アルボンがジュニアカテゴリーから「並外れた」実力を示していたと振り返り、「唯一の違いは乗っているマシンだけであって、ドライバーの基準は非常に高い」とコメントした。さらにセルジオ・ペレス(キャデラック)は次のように語った。
「もし先頭を走っているドライバーとマシンを入れ替えたとしても、結果は今とほとんど変わらないはずだよ。その逆もまた然りだ。F1の唯一の問題点は、結局マシンとチームの性能次第だというところだ。グリッドの後方にいるドライバーたちの顔ぶれを見ても、そのレベルの高さは本当に凄まじいものがあるよ」
アロンソがF1ドライバーに求める基準の高さに加え、今季のアストンマーティンが競争力不足によって、トラブルに巻き込まれやすい中団・後方での走行を強いられていることも、今回の「レベルが低い」という発言につながってしまったのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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