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格闘技・プロレス

WWE中邑真輔&ASUKAがまさかの敗戦!レッスルマニアに暗雲立ち込める…

どら増田

2020.03.28

グラックに敗戦を喫し、レッスルマニアへのチャンスを逃した中邑。

グラックに敗戦を喫し、レッスルマニアへのチャンスを逃した中邑。

 世界最大のプロレス団体WWEは28日、フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで、主力ブランドのスマックダウンを開催した。
 
 日本人スーパースター中邑真輔は、サミ・ゼインのインターコンチネンタル王座戦を巡って、ドリュー・グラックと対戦した。先週のスマックダウンで、ゼインがダニエル・ブライアンの王座戦要求に対し「グラックが中邑に勝てればな」と条件を付けて決定したこの試合。意気込むグラックがドロップキックやドラゴン・スクリューで攻め込めば、中邑はセカンドロープからのダイビング・ニーを叩き込んで応戦した。

 さらに試合終盤には中邑がフェイスバスターから必殺のキンシャサを狙ったが、グラックはセコンドのブライアンのアシストでこれを回避すると、中邑はそのままグラックのジャックナイフで丸め込まれてカウント3。中邑はグラック相手にまさかの敗戦を喫し、ゼインとブライアンのインターコンチネンタル王座戦が、世界最大のプロレスイベント「レッスルマニア36」で実現することが決定した。中邑にとっては『レッスルマニア』へのラストチャンスを逸してしまったことになる。
 
 また因縁が勃発している“女帝”こと、WWE女子タッグ王者の日本人スーパースターASUKAとアレクサ・ブリス(with ニッキー・クロス)が対戦。試合序盤、アスカは「ワシに勝てると思ってますの?」と大阪弁で笑いながら挑発すると、アレクサは華麗なステップでアスカの攻撃を避けてエルボー連打やドロップキックを叩き込んだ。

 イラ立つアスカも負けじとショルダータックルを決めてふざけたダンスを披露すると、アレクサを鉄製ステップに叩き付ける。アレクサもアスカをエプロンに打ち付けて互角の攻防を展開。しかし、試合終盤にアレクサが再びアスカの顔面をエプロンに叩き付けると最後はDDTがズバリと決まり3カウント。アスカが因縁のアレクサに屈辱の敗戦を喫してしまった。

 アスカはカイリ・セインとのカブキ・ウォリアーズとしてWWE女子タッグ王座を保持しているが、こちらも中邑同様『レッスルマニア』での立ち位置は不透明。一昨年の今頃はタイトル戦線に絡み大活躍していた日本人2大スーパースターにとって、今が正念場なのかもしれない。

「レッスルマニア36」は日本時間‪4月5日‬、6日と2日に渡り世界配信される。‬

文●どら増田

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