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競泳のレジェンド松田丈志が聞いた、現役スイマー塩浦慎理の本音。「今は気持ちが結構ゆるんじゃって…」とリアルな心情も

THE DIGEST編集部

2020.04.10

競泳界のレジェンド松田(右)と現役スイマー塩浦(左)がインスタLIVEを行った。(C)Getty Images

競泳界のレジェンド松田(右)と現役スイマー塩浦(左)がインスタLIVEを行った。(C)Getty Images

 オリンピックで3大会連続メダルを獲得した競泳界のレジェンド松田丈志が、現役スイマーの塩浦慎理とインスタLIVEを行った。松田は、五輪の延期や日本選手権の中止を受け、現役選手のストレスを考慮し、主に聞き役に回って現役スイマーの本音に迫った。

 まず日本選手権中止についての話題となった。一時、日本選手権は開催すると発表があり、塩浦は「あ、やるんだ!」と思って気合いを入れたそうだ。しかし、事態は急展開し中止が決定。入れたはずの気合いも、わずか2時間くらいで終わったという。「ほぼ体は仕上がっていて、調子よかった」ようで、それだけに「中止は残念」と率直に想いを述べた。

 五輪の延期に対しては、「飛び込みとか思い切ってトライする時間にはなるかな」(塩浦)と課題を口にした一方で、「ただ今は気持ちが結構ゆるんじゃって…」と本音も。すると、松田は「緩めた方がいいよ」と経験豊富なレジェンドならではのアドバイスを送った。

 また五輪延期で、「ライフプラン考えるのも難しい」と塩浦は悩みを明かし、結婚願望があることを告白。好みのタイプは、「前向きな人」で「コーヒーを一緒に飲んでくれる人」と打ち明けた。
 
 また事前に質問を募集した松田は、それを元に現役スイマーの塩浦にトレーニング方法などを尋ねた。スプリンターである塩浦にスタートで大事なことを訊くと、塩浦は3つのポイントを挙げた。1つ目は、飛び込んで、入っていくときの「姿勢」。2つ目は、飛び込んだ後に急に「角度」を変えないこと。3つ目は、直ぐに蹴り始めず、ちょっと「間」をおいてから蹴り始めることと伝えた。

 LIVE配信の最後に塩浦は、「いつも応援ありがとうございます。今はなかなか水泳できていない状況ですが、スポーツやる状況でもないし、健康があり普通の生活があって、スポーツがあり、スポーツも応援されると思うので、スポーツがまた出来る時は、全力で水泳やろうと思います」と締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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