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「世界に広がりますように!」長洲未来のご両親が、医療従事者へ食事の支援をスタートさせる

THE DIGEST編集部

2020.04.25

フィギュアスケート長洲未来の両親が、医療従事者へ食事の提供を始めたことを公開。(C)Getty Images

フィギュアスケート長洲未来の両親が、医療従事者へ食事の提供を始めたことを公開。(C)Getty Images

 アメリカで生まれ育ったフィギュアスケーターの長洲未来、彼女も新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、活動の範囲が狭まっているアスリートの1人だ。そんな中、ご両親が、懸命に戦っている医療従事者に向けて食事の提供を始めたことを、長洲がインスタグラムで明かした。

 長洲の両親はロサンゼルスの郊外で、すし店「きよ鈴」を経営している。ところが、新型コロナウイルスの影響で休業という事態に陥った。そこで、『パワーオブ10』という、医療従事者などを支援する取り組みに参加することで、飲食店に資金を提供してくれるという活動に参加したのだ。

 インスタグラムの文面には、「医療従事者の喉が渇かないよう、『パワーオブ10』に1,000本の水を寄付してくれたVossウォーターに心から感謝します。私たちは、レストランを1週間維持できる1万ドルをこの2日間で調達しました。私の両親はこれほど大きなことに参加したことないけれど、両親の笑顔から、これを好んでいることわかると思います。本当にありがとう!世界に広がりますように!」と綴り、4枚の写真をアップした。

 大きな魚のグリルを乗せたライスボウルや水など、医療従事者へ配るためのもの、マスクをした長洲のご両親、作った食事が配送するために紙袋や段ボールに梱包した写真などが掲載されている。
 
 コメントには「素晴らしい仕事!」「とても美味しそう!」「がんばってーーーー!!お父さん、お母さん、もーーー」「非常に素晴らしい!」「第一線で活躍している人に感謝します!」などなど、感謝やエールが寄せられた。

 現在、営業自粛により外食産業はどこも皆、窮地に立たされている。財団や個人からの寄付や購入によって、レストランが食事を医療従事者や児童養護施設の子どもたちなどへ届けるというこの活動は、日本においても取り入れられる形として参考になることは多くあるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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