格闘技・プロレス

WWE「歴史書を書き換える準備はいいか?」墓場に埋められたAJスタイルズが復活!MITBラダーマッチ出場へ!

どら増田

2020.05.05

埋められたはずのAJスタイルズが復活し、MITB勝利に意欲を見せた。(C)2020 WWE,Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは5月5日(日本時間)、アメリカ・フロリダ州オーランド、WWEパフォーマンスセンターで行なわれた主力ブランドのロウを世界配信した。

 オープニングで、日本時間5月11日に世界配信される次回PPV『マネー・イン・ザ・バンク(MITB)』ラダーマッチへの出場が決定している"明日の女帝"アスカと、"大女"ナイア・ジャックス、"スペードの女王"シェイナ・ベイズラーが、MVP司会のVIPラウンジにゲスト出演した。

 ナイアは「私に必要なスキルは相手を壊して圧倒するだけ」とラダー戦に向けて強気なコメントをすると、アスカは「カイリのこと覚えているか?お前めちゃめちゃ悪い奴だ。いじめっ子」と、ナイアを非難。続けてシェイナが「私だけが行動が伴っている。そうだよな」とアスカを挑発すると、アスカは「生意気言ってるなよ。お前なんか簡単に倒せるんじゃ」と大阪弁で罵倒し、2人はリング中央で睨み合いとなる。

 さらに2人が共通の敵ナイアを蹴り倒すと、MVPが止める中でアスカが「やったるわ!こいや」とシェイナと一触即発となり、アスカとナイアが共闘ムードに。3人の駆け引きは続く……。
 
 第1試合では、男子MITBラダー戦出場決定ガントレットマッチが行なわれた。まずボビー・ラシュリーがスピアーで、タイタス・オニール、戸澤陽、そして新日本プロレスで鈴木軍のメンバーだったシェルトン・ベンジャミンを相手に3人抜き。

 しかし、続くウンベルト・カリーヨを相手に優位に試合を進めたものの、レフェリーを押し飛ばしてしまい反則負け。ラシュリーは腹いせにカリーヨへスピアーを放ち退場。グロッキー状態だったカリーヨだが、エンジェル・ガルザと、オースティン・セオリーを丸め込み、2人抜きに成功した。するとここで、『レッスルマニア36』でジ・アンダーテイカーとの墓場マッチで敗れ、土の中に埋められたはずのAJスタイルズが登場。AJはこの日3試合目のカリーヨ相手に余裕の試合運びで、カーフクラッシャーを極め、タップアウトさせた。

 試合後、AJは再びカリーヨの左足をポストに連打して暴行を加えると、「俺はゾンビでもゴーストでもないぞ!アンダーテイカーにやられたが、今回はそうはいかない。俺は権利書を獲得するために何でもする。歴史書を書き換える準備はいいか? Mr. MITBはヤバいことになるぜ」とMITBラダーマッチに向けて早くも勝利宣言。一度死を味わった男はかなり手強そうだ。

◆WWE ロウ◆
2020年5月5日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド
WWEパフォーマンスセンター(無観客)
▼男子MITBラダーマッチ出場決定ガントレッドマッチ
○AJスタイルズ(カーフクラッシャー)ウンベルト・カリーヨ●
※AJがMITBラダーマッチ出場権を獲得
コメントその他のガントレッドマッチ出場者・ボビー・ラシュリー、タイタス・オニール、戸澤陽、シェルトン・ベンジャミン、エンジェル・ガルザ、オースティン・セオリー

文●どら増田

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【動画】土に埋められた?AJスタイルズが復活!