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ゴルフ

「メッチャ恥ずかしい」渋野日向子が2罰打を猛省。それでも巻き返してのパーセーブに最後は笑顔【アース・モンダミンカップ】

THE DIGEST編集部

2020.06.25

渋野は後半の14、15、18番と3ホールでバーディを重ね、最終的にイーブンパーで初日を終了した。写真:Getty Images/JLPGA提供

渋野は後半の14、15、18番と3ホールでバーディを重ね、最終的にイーブンパーで初日を終了した。写真:Getty Images/JLPGA提供

 国内女子ツアーの今季開幕戦、アース・モンダミンカップの初日が25日に行なわれ、注目の渋野日向子はイーブンパーでホールアウトした。

 渋野は5番ホールのグリーン上で、自身のボールが同伴者のライン上にあったために一旦マークをずらしたものの、元の位置に戻さないまま4打目を打ってしまった。これでゴルフ規則「14ー7a」の誤所からのプレーとなり、2打のペナルティーを科されてダブルボギーに。試合後の会見では、この件について聞かれ、「本当に情けないです。動かしたことをすっかり忘れてました。打つ前にキャディーさんと『ちゃんと直さなきゃね』と話していたのに、すっかり戻すのを忘れていたので、本当に私の責任だと思っています」と反省の言葉を並べた。

 それでも、後半の14、15、18番と3ホールでバーディを重ね、最終的にイーブンパーで初日を終了。巻き返したことについては、「パットに苦しんでいた感じではあったんですが、後半のホールでしっかりバーディが取れたので良かったです」と手応えを語った。
 
 とりわけ、「めちゃくちゃ気持ちよかった」のが最終ホールでのバーディだ。

「とりあえず2罰打をチャラにしようと話はしていたので、できるだけイーブンで戻ってこようと話していた中で最後できめられたのが嬉しかったです」

 最後に勝負強さを見せるあたりは、さすが全英覇者と言ったところだろう。記者会見が終わってホッとしたのか、会見場からの去り際に「メッチャ恥ずかしい」と渋野らしいお茶目な一面も見せていた。

 2打罰のペナルティは確かに痛恨だが、渋野は気持ちを切り替えられている様子。明日のプレーに影響はなさそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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