格闘技・プロレス

調印式まで大荒れ!WWEアスカが、ロウ女子王座戦の前哨戦でサーシャに不覚!

どら増田

2020.06.30

ミクスドタッグマッチで3カウントを奪われたアスカ(左)。(C)2020 WWE,Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間6月30日、アメリカ・フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで、主力ブランドのロウを世界配信した。

 女王アスカが、ミクスドタッグマッチで、因縁のサーシャ・バンクスから3カウントを奪われ、不覚の敗戦を喫してしまった。

 ロウ女子王座戦とWWE王座戦のダブル調印式でオープニングがスタートしたが、先にリングにいた王者アスカとサーシャ&ベイリーは調印式が始まる前から乱闘に展開する。

 そこへドルフ・ジグラーと王者ドリュー・マッキンタイアが登場すると、マッキンタイアはサインをした上で「お前を痛め付けることになるが、試合形式は決めさせてやる」と王者としての余裕を示した。

 さらにアスカも「このタイトルを取りたかったら取ってみろや!こらぁ!」と挑発。サーシャは「私がPPVで2冠王者になって女子部門とこの会社を乗っ取ってやる」とベイリーと共に野望を口にした。この挑発に怒ったアスカがサーシャに蹴りを入れて再び乱闘に発展すると、マッキンタイア&アスカの王者組とジグラー&サーシャの挑戦者組のミクスドタッグマッチが決定する。
 
 試合ではアスカがヒップアタックからジャーマン・スープレックス、シャイニング・ウィザードと怒涛の連続攻撃で攻め込むと、サーシャは解説席のベイリーがアスカを挑発した隙にメテオラを叩き込んで激しい攻防を展開する。

 終盤ではジグラーが場外でマッキンタイアをポストに叩き付け、それにアスカが飛び付きアーム・バーからアスカロックを狙ったが、最後はサーシャがこれを強引に切り返して丸め込みアスカから3カウントを奪取した。

 不覚にもサーシャにピンフォールを許したアスカは呆然。王者組の前哨戦となったミクスドタッグマッチで敗戦を喫した。アスカ対サーシャのロウ女子王座戦、マッキンタイア対ジグラーのWWE王座戦がラインナップされている次回PPV『エクストリーム・ルールズ:ザ・ホラーショー』は日本時間7月20日に世界配信される。

 また、7月3日に世界配信されるNXTで、NXT女子王者の紫雷イオとサーシャのノンタイトルながらシングルマッチも決定。アスカとサーシャがタイトルマッチを控えているだけに、この試合の結果も気になるところだ。

◆WWE ロウ◆
2020年6月30日配信(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド
WWEパフォーマンスセンター(無観客)
▼ミクスドタッグマッチ
ドリュー・マッキンタイア&●アスカ(エビ固め)ドルフ・ジグラー&サーシャ・バンクス○withベイリー
※アスカロックを切り返す

文⚫︎どら増田

【動画】ロウ女子王座戦&WWE王座戦調印式が大乱闘に!
NEXT
PAGE
【動画】ロウ女子王座戦&WWE王座戦調印式が大乱闘に!