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格闘技・プロレス

「しっかり熱を伝えることができれば」那須川天心が1週間後の笠原友希との戦いに向けて思いを語る

THE DIGEST編集部

2020.07.05

那須川(中央)が12日の試合へ向け、TEPPRN GYM所属の選手たちとともに、公開練習とオンライン会見を行なった。

那須川(中央)が12日の試合へ向け、TEPPRN GYM所属の選手たちとともに、公開練習とオンライン会見を行なった。

 7月12日に行なわれるRISE初の無観客試合によるテレビマッチ『Cygames presents RISE on ABEMA』にて、一般公募の中から選ばれたシュートボクシングの新鋭、19歳の笠原友希(シーザージム)と対戦する那須川天心(TARGET / Cygames)が、4日、白鳥大珠、寺山日葵(TEAM TEPPEN・両者とも)と練習後、オンライン会見を開いた。

 試合を1週間後に控えた那須川は、「良い感じで仕上がっています。少し疲労は溜まっているけど試合前のいつもの感じ。12日の試合については問題ないです」と元気な口調で報告。減量に関しても、今回は58kg級ということで、「55kgの時は水抜きとかして落としているんですが、今回はそういうことは一切していない。絞って動きは良くなっている」と語った。

 また、初めての無観客試合については「格闘技の新しい形。お客さんは入らないけど、見てくれる人は増えるんじゃないかな。生で観戦が一番ですが、その中でも皆さんにしっかり熱を伝えることができれば。僕はその自信はありますので、画面越しでも大きな声で叫んでくれればと思います」とファンへ向けてメッセージを送った。
 
 新型コロナによる自粛期間中には「#100日後に那須川天心」と題したトレーニングメニューの紹介や、YouTubeの立ち上げなど、SNS等での発信を熱心に行なってきた那須川だが、その理由を「何もできなくなって、”格闘技”というものへの関心は薄れても”那須川天心”の存在は薄れさせたくなかった」と語り、ファンを大事にする彼らしいコメントが聞かれた。

 今回の会見では「いつもどおり」を強調した那須川。ある程度の対策はしつつも、相手と対峙してみないとわからない。”やってみなければわからない”という思いで、1週間後の試合に臨む。

構成●THE DIGEST編集部

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