プロゴルファーの石川遼、時松隆光、青木瀬令奈、有村智恵、宮里優作の５人が、ゴルフトーナメント業務従事者のためのクラウドファンディングを設立した。

　現在、男女ともに中止が相次いでいるツアー大会。選手だけでなく、キャディーや大会運営に関わる人々も仕事ができないという状況が続いている。そんな中、5人は恩返しの気持ちを込めて、支援に立ち上がった。

　内容は、支援金を募り、その返礼として選手たちがデザインしたキャップやTシャツなどのグッズを贈るというもの。集まった資金はゴルフトーナメント従事者に給付金として分配される。

　プロジェクト立ち上げに際し、石川は、「ファンの皆様と僕たち選手で一緒になって、大会の関係者の皆様、そしてキャディーの皆様を応援していければなと思っています。ぜひご協力いただけるとうれしいです」と呼びかけた。
  　青木も企画に対する思いを語った。
「この企画は、私たち選手が主体となって考えたというところが、一番大切な大きなポイントと思っております。普段のイベントや企画に参加する際は依頼されて出演させていただくということがほとんどですが、この企画は選手が恩返しをしたいと思って、賛同してくれた選手とともに、みんなでひとつのことを成し遂げたいという気持ちから、集まり、この企画となっております。すごく熱い思い、みんなで一つになって届けることができたらいいなと思っております」（一部抜粋）

　５人のほか、宮里藍、渋野日向子など、多くのプロゴルファーの賛同を集めている本プロジェクト。支援金募集の期間は８月末までの予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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