ゴルフ

渋野日向子、無観客試合で「ギャラリーの大切さに気付いた」。石川遼とのチャリティマッチで本音

THE DIGEST編集部

2020.07.26

石川との豪華チャリティマッチに参加した渋野。石川とともに獲得した賞金1020万円は寄付金にあてられる。(C)Getty Images

 プロゴルファー、石川遼と渋野日向子の豪華タッグによる医療従事者へ向けたチャリティマッチ「石川遼×渋野日向子ドリームマッチ for CHARITY みんなで笑顔に!」が26日、テレビ朝日系列で放送された。

「新型コロナ禍の中でプロアスリートとしてできることはないか」と考えた石川が発案し、これに渋野が賛同する形で実現。8ホールマッチで、イーグル200万円、バーディ100万円、パー20万円と金額を加算し、石川が5バーディ、渋野が3バーディを奪う活躍で合計の獲得賞金は1020万円となった。これに加えて、チャリティオークションやグッズ販売の売り上げの一部は日本ゴルフ協会を通じ、日本感染症学会のほか、各地域のゴルフ連盟に寄付される。
 
 また、同イベントは選手自らがキャディバッグを担ぐなど、感染防止対策を徹底した新しいラウンド方式を実施し、その中で渋野は「ギャラリーさんがいてくれるときの安心感を感じた。アース・モンダミンやってみて」と無観客開催となった今季初戦を回顧。石川も「よほど違和感があるんだろうな」と無観客試合についてのイメージを語った。

 今回のイベントを終え、石川は「ふたりで協力してやっている感じもあったし、めちゃくちゃ楽しかったです」と振り返り、今後については「今は自分ができることを最大限準備をして、もし試合が行なわれることになったときは、いいゴルフをできる限り頑張ってやるだけだと思っていますので、また皆さんの前でプレーできる日が来たときにちょっとでも成長できているように頑張りたい」とコメント。

 渋野は「ギャラリーさんやファンの皆さんが応援してくれるおかげで今の私がありますし、無観客の試合をやったことでその大切さを気づいたので、観客の皆さんが入れる試合がいつになるかわからないですけど、そのときまでにもっともっと自分も成長して、皆さんに喜んでもらえるようなプレーができるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

 石川は8月6日に開催する「全米プロ選手権」、渋野は13日開幕の「スコットランド女子オープン」に出場予定。日本ゴルフ界をけん引するふたりの活躍に期待が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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