今季から米女子ツアーに参戦している河本結が、堂々たる戦いぶりを見せた。

　新型コロナウイルスの感染拡大で中断されていた米女子ツアーが、現地７月31日～８月２日のＬＰＧＡドライブ・オン選手権で再開。オハイオ州のインバーネス・クラブで行なわれたこの大会で、黄金世代の一翼が４位入賞を果たした。

　初日を８位で終えた河本は、２日目を２バーデイ・１ボギーで回り、通算３アンダーで４位に浮上。優勝を狙える好位置につけた。迎えた最終日は６番ホールでダブルボギーを叩いたが、１、２、９番でバーディを奪い、ひとつスコアを伸ばして前半を折り返す。後半は11番でバーディパットを沈めた一方、直後の12番と17番をボギーとし、最終的に３アンダーでホールアウトした。
  　７アンダーで優勝したダニエル・カン（アメリカ）らには及ばなかったが、ルーキーイヤー４戦目での４位入賞は健闘と言えるだろう。

　河本は米ツアーデビューとなった今年１月のゲインブリッジＬＰＧＡで８位に入り、その後の２大会は予選落ち。５か月半ぶりに再開した今大会で、次戦につながる確かな手応えを掴んだ。目標だと語っていた英語での優勝スピーチを披露する日は、そう遠くないかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】渋野日向子、原英莉花、河本結…日本女子ゴルフが誇る"黄金世代"を厳選フォトで一挙紹介！