ロシアが誇る“皇帝”エフゲニー・プルシェンコ氏のもとに、さらなる協力者が加わったようだ。

　現地時間８月８日に自身のインスタグラム、そしてプルシェンコ・アカデミーの公式SNSを更新。セルゲイ・ロザノフ氏、エレーナ・イリニフ氏とがっちりと肩を組んだ３ショット写真を投稿した。

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　コメントでは「2014年のソチ五輪でチャンピオンのエレーナ・イリニフさんが僕らのスタッフチームに加わりました！ すでに仕事を始めています」と綴り、ソチ五輪にロシアからアイスダンス代表として参加し、ペア戦で３位、団体戦でプルシェンコ氏ともに金メダルを獲得した盟友を紹介。イリニフ氏自身も、「一つのチームで一緒に仕事ができてとても嬉しいです！」と喜びのコメントを残している。

　もうひとりのセルゲイ・ロザノフ氏は元男子シングルのフィギュアスケーターで、現在はコーチとして活躍中。エテリ・トゥトベリーゼコーチのもと、2019年に欧州選手権を制したアリョーナ・コストルナヤに、アクセルジャンプを指導したことで知られる。

　今年５月、アレクサンドル・トゥルソワ選手がトクトベリーゼチームから離れるという発表に続き、同氏もヴェロニカ・ジリナとともに、プルシェンコ氏のもとに移籍したばかりだ。
  　がっちりと肩を組んだ３人の写真に、ロシアのフィギュアファンは期待に胸を躍らせている。

「あなたはとても素晴らしい人！ この強力なコーチングベースで、素晴らしい生徒たちを指導し、私たちに創造的なファンタジーを見せてくれることを願っています」
「コーチ陣だけで目がつぶれそう」
「あなたは最高。あなたの仕事の成功とインスピレーションに最大のリスペクトを祈ってる」
「実りある仕事をして、さらなる成功を」
「素晴らしいドリームチーム。プレッシャーもあるだろうけれど、頑張って」

　ほかにも、元男子シングルフィギュアスケーターのジョニー・ウィアー氏は「ガッツポーズ」の絵文字を残し、盟友にエールを送った。

　７月には同アカデミーにアリョーナ・コストルナヤも加わることが発表されるなど、話題は尽きない。自身の夢を「もし五輪チャンピオンの養成に成功したなら、それこそがなにかを成し遂げた証になる」と語っていたプルシェンコ氏。彼の指導を受けた選手たちの今後は、来シーズンの大きな目玉となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部