格闘技・プロレス

新日本 鈴木みのるが王者、鷹木信悟に対し見事な完勝でNEVER王座を奪取!

どら増田

2020.08.29

ゴッチ式パイルドライバーを鷹木に極めたみのる。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは29日、東京・明治神宮野球場で『D4DJ Groovy Mix Presents SUMMER STRUGGLE in JINGU』を開催した。新日本が神宮球場に進出するのは21年ぶり2度目。

 第3試合では、NEVER無差別級チャンピオン鷹木信悟に鈴木みのるが挑戦した。みのるは永田裕志を破り「次行くぞ!次は決めてんだ」と話していたが、その次なる獲物は鷹木のNEVER無差別王座だった。

 前哨戦から激しい攻防を繰り広げていた両者はゴングと同時にエルボー合戦を展開。場外に戦場を移してもお互いに全く引かない。鷹木のパワー殺法に「ハハハハハ」と笑いながら返していくみのる。さらに「喧嘩だろ?」と鷹木を言葉でも挑発していく。技が空回りする鷹木を嘲笑うかのように、スリーパーで締め落としにかかるみのる。しかしゴッチ式パイルドライバーは決められない…。
 
 技を畳み掛けていく鷹木に対して、一本足ヘッドバットで再びペースをつかむと、ここ一番で披露するカウンターのドロップキック。鷹木も負けじと食らいついていく姿に場内から声援代わりの手拍子が沸き起こるが、最後はスリーパーがガッチリ極まり、ゴッチ式パイルドライバーでカウント3。みのるが新王者となった。

◆新日本プロレス◆
『D4DJ Groovy Mix Presents SUMMER STRUGGLE in JINGU』
2020年8月29日
東京・明治神宮野球場 観衆4710人
▼NEVER無差別級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>●鷹木信悟(14分56秒 体固め)鈴木みのる○<挑戦者>
※ゴッチ式パイルドライバー
※鷹木が4度目の防衛に失敗、みのるが第30代王者となる

文●どら増田