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ゴルフ

「40度超えはあまり今まで体験したことが…」米ツアー参戦の畑岡奈紗が、記録的な暑さの中での戦いに抱負を語る

THE DIGEST編集部

2020.09.09

「まずは予選を通る」ことを目標とした畑岡。スコア以上に暑さとの戦いにもなりそうだ。(C)Getty Images

「まずは予選を通る」ことを目標とした畑岡。スコア以上に暑さとの戦いにもなりそうだ。(C)Getty Images

 アメリカ、カリフォルニア州で開催されるLPGAツアー『ANAインスピレーション』(9月10日~13日ミッションヒルズカントリークラブ)に出場する世界ランキング7位、畑岡奈紗が現地8日、会見を行なった。

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 スコットランドで『AIG女子オープン(全英女子)』を含む2大会。アメリカでは優勝経験のある『ウォルマート NW アーカンソー選手権』に参戦し、今大会が4戦目となる畑岡は、「3週間試合をして、その試合の中で感じた課題だったり、やってみたいことを色々練習できたかなと思います」という。具体的には、ショートゲームの重要性を感じたとそうで、「スコットランドのああいった風の中でパーを拾っていくためにはショートゲームがすごく大事だな、と思った」と修正点を確認した。

 しかし、今大会の一番の「難敵」となりそうなのはその気温。6日(現地時間)にはロサンゼルスで49.4度という観測史上最高の気温を記録し、猛暑はいまだに続いている。

「40度超えというのは今まであまり体験したことがなくて、オーストラリア以来のトップ2に入る暑さ」。その中で5~6時間、外でラウンドするために日傘や氷のうを活用していくそうだ。
 
 この暑さによってグリーンのコンディションも変わってくるようで、「朝は芝がダメにならないように水をたくさんまいていて、フェアウェイでもボールが転がりにくいというのを昨日朝イチで練習してすごく感じた。午後はフェアウェイが締まって硬くなってくるので、朝と午後スタートで変わってくるかと思います」と、状況に合わせたプレーも必要になってくる。

「調子がいいわけではない」としながらも「まずは予選を通ること。通ったらどんどん上を目指してやるだけかなと思っています」と今大会への意気込みを語った。米国ツアーで3勝を挙げている畑岡、記録的な暑さの中での戦いに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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