アメリカ、カリフォルニア州のミッションヒルズカントリークラブで開催されるLPGAツアー『ANAインスピレーション』を前日に控え、注目の渋野日向子がオンライン会見を行なった。

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　今大会初出場となる渋野は「（全英から）２週間経って、気持ちも楽になってきてこの２週間でだいぶプラス思考な部分も戻ってきた」と現状を明かし、「今回は調子もちょっとは戻りつつあると思うので、ちょっと楽しみな気持ちはあるかなと思います」と自信をにじませている。

　また、６日（現地時間）には49.4度という観測史上最高の気温を記録するなど、異常な猛暑の中でのプレーとなる今大会。これについては「初めての経験ですね。一日で一週間分の汗がこの間出ましたね（笑）」と本人も苦笑いを浮かべており、「汗がにじみでてきていたので、もうびっしょびしょでした」と過酷なコンディションについて明かした。
  　今大会に向けては「あまり自分に期待はしたくないので、大きな目標というのはまだ立てれていない」とし、「まだ今季予選通過していないので、予選通過できるように頑張りたい」と意気込みを語る。「この３試合すごい悔しい思いをしているので、この悔しさを二度と味わないように、やっぱり毎日毎日練習するしかないなと思っている」と覚悟を示した。

　今季は開幕戦から３戦連続で予選落ちと調子の上がらない渋野だが、今大会で悪い流れを断ち切ってジャンプアップを果たせるか。初日は、昨年の全米女子プロゴルフ選手権で優勝を果たしたハンナ・グリーンと同組で、インスタートから午前８時36分（日本時間11日午前０時36分）にティオフ。日本人選手は渋野のほか、河本結、野村敏京、上原彩子、畑岡奈紗が出場する。

構成●THE DIGEST編集部