格闘技・プロレス

新日本・デスペラード&金丸が2度目のIWGPジュニアタッグ王座獲得!ヒロム&BUSHIは悲願達成ならず

どら増田

2020.09.12

IWGPジュニアタッグ王座に返り咲いた鈴木軍の金丸(左)とデスペラード(右)。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは11日、短期シリーズ『NEW JAPAN ROAD』最終戦を東京・後楽園ホールで開催した。

 今シリーズは、YOH&SHOがIWGPジュニアタッグ王座を返上したため、新日本本隊から田口隆祐&マスター・ワト、ロスインゴから高橋ヒロム&BUSHI、バレットクラブから石森太二&外道、鈴木軍からエル・デスペラード&金丸義信の4チームによって、第62代IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦を軸に開催された。

 9日の宮城・仙台サンプラザホール大会で全公式戦が終了し、仙台大会でヒロム&BUSHIを破ったデスペラード&金丸が1位通過。ヒロム&BUSHIが2位通過となり、今大会で行なわれる再戦で新王者組が決することとなった。

 金丸とBUSHIの先発から始まったこの試合、鈴木軍はチームプレーでヒロムに集中攻撃する。ロスインゴも必死に応戦し、終盤にはデスペラードにLATを決めるも、金丸がレッドシューズ海野レフェリーのカウントを妨害。そして、金丸はBUSHIにタッチアウト、ヒロムにウィスキー瓶攻撃を見舞うと、これを勝機と見たのか最後はデスペラードがピンチェ・ロコでヒロムから3カウントを奪う。

 デスペラード&金丸が約1年8か月ぶり、2度目のIWGPジュニアタッグ王座戴冠となった。試合後、デスペラードは「お前らの挑戦は受けません!」と倒れているヒロムにアピールすると、無理やり起こしてベルトで殴打する暴挙。ヒロムにとっては屈辱的な敗戦になってしまったのは言うまでもない。
 
 インタビュースペースで、鈴木軍はタイチも加わって喜びを分かち合う一方、BUSHIは「必ず、必ずヒロムとたどり着きたいベルトだよ。あの IWGP ジュニアタッグのベルト、一緒に巻く。これは夢なんかじゃない。約束だよ」とリベンジを誓った。

◆新日本プロレス◆
『NEW JAPAN ROAD』
2020年9月11日
東京・後楽園ホール 観衆 669人
▼第62代IWGPジュニアタッグ王座決定戦(60分1本勝負)
<リーグ戦1位>○エル・デスペラード&金丸義信(17分12秒 エビ固め)高橋ヒロム●&BUSHI<リーグ戦2位>
※ピンチェ・ロコ
※デスペラード&金丸が第62代王者組となる

文⚫︎どら増田

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