専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

新日本G1 鈴木軍同士の戦いは、タイチが地元北海道で鈴木みのる超え!

どら増田

2020.09.24

鈴木軍同士の戦いはタイチに軍配が上がる。(C)新日本プロレス

鈴木軍同士の戦いはタイチに軍配が上がる。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは23日、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる で『G1クライマックス30』Aブロック公式戦を開催した。

 第4試合では、鈴木みのるとタイチによる鈴木軍同門対決が実現。『G1』前にみのるが仕掛ける形で、タイチとの間に不穏な空気が流れる中、この一戦を迎えているだけに注目が集まっていた。

 後からみのるが入場すると、タイチの首を締めて襲撃したところでゴング。タイチも応戦すると、みのるがイスを2脚持ち込み、「タイチ来いこのヤロー」と打ち合いに。リング内ではタイチがみのるの背中にイスを振り落とすが、その後のイス攻撃で隙を見せたところをみのるが打撃を放ち、レフェリーを巻き添えにして場外へ。場外戦ではみのるが優位に進めていく。

 リング内に戻るとタイチがマイクスタンドで殴打し、再び場外へ。今度はタイチが放送コードで首を締めるなどタイチ優位の展開に。リングに戻るとタイチは「こんなもんいらねぇんだよ」と凶器を排除。タイチのキックとみのるのエルボーの打ち合いに場内は大きな手拍子が起こる。

 ハイキック、アックスボンバー、ジャンピングハイキックとみのるを攻めるタイチ。みのるのスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを切り返すと、ブラックメフィストが決まり、カウント3。タイチが鈴木軍のボスみのるから、地元北海道で勝利を収めた。
 
 無言で帰るみのるを笑みを浮かべながら見送ったタイチは、IWGPタッグ王座のベルトとアイアンフィンガーグローブ、マイクスタンドを手にリングを後にしている。

 試合後、タイチは「最後に立ってたのは俺だろ。それだけだ。強いから技が決まってるだけだ。それだけだ。なんもねえ。何度でも言うぞ。別に誰がボスだとか、そんなものねえんだよ。今日たまたま2日目の公式戦だよ。俺が立ってる。最後立って、勝ち名乗りを上げた。それだけだ」と、コメントした。

 タイチにとってはNEVER無差別級王座も視覚に入る大きな一戦だったと言えるだろう。

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス30』
2020年9月23日
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 観衆1961人
▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)
<1勝1敗=2点>鈴木みのる(12分11秒 片エビ固め)タイチ<2勝=4点>
※ブラックメフィスト

文⚫︎どら増田

【PHOTO】新日本プロレス21年ぶりの神宮球場開催!ダブル選手権試合 内藤哲也 VS EVILを写真で振り返り!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号