格闘技・プロレス

新日本『G1』Aブロック単独首位の飯伏幸太「3年連続決勝に必ず行きます!」と約束

どら増田

2020.10.06

Aブロック単独首位となった飯伏は、決勝進出を高らかに宣言した。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは、最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Aブロック公式戦を、香川・高松市総合体育館・第1競技場で開催した。

 メインイベントでは、飯伏幸太(3勝1敗)とウィル・オスプレイ(3勝1敗)が対決。両者は昨年2度シングルで対戦しており、1勝1敗というイーブンの戦績。オスプレイがヘビー級に転向してから初対決となったが、過去の対戦同様、両雄はハイレベルでスリリングな攻防を繰り広げる。特にオスプレイはスピードを落とさずにウェイトを上げており、技に重みが加わっていた。

 試合は終盤、大技の応酬の末、飯伏のカミゴェとオスプレイのストームブレイカーを巡る攻防で場内の熱気が溢れる中、飯伏はがオスプレイのオスカッターをヒザで撃墜。すかさずカミゴェが決まりカウント3。飯伏が勝利を収めた。

 試合後、飯伏は「何度も言いますよ。僕は逃げない!負けない!あきらめない!そして裏切らない!僕は神になる!」と高松のファンに約束をしてリングを降りた。
 
 インタビュースペースに現れた飯伏は「どうですか、僕の(右のニーパッドを下ろし、パンパンと叩きながら)ヒザは? 16歳…。4勝目。このまま(残りの公式戦)全部、負けなしで優勝しますよ。そして、宣言通り神になる。それは変わらない。(記者一人ひとりを指差しながら)何を言ってるかわからない? 絶対そう思ってるでしょ。ほんとになるから。ほんとに。まだまだあきらめない。次もあるんで。何かありますか? まだまだ(自分の頭を人差し指で指し)自分の計算で。今年も2連覇しますよ。そして、3年連続決勝戦、必ず行きますから。(少し口を開けて下の前歯を指し)歯も元気です」とこのまま決勝まで突っ走ることを宣言した。

 飯伏は1敗を守り、Aブロック単独首位。これを2敗のオスプレイ、オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト、鈴木みのる、タイチが追うという混戦となっている。

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス30』
2020年10月5日
香川・高松市総合体育館・第1競技場 観衆 1247人
▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)
<4勝1敗=8点>〇飯伏幸太(15分56秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ●<3勝2敗=6点>
※カミゴェ

文⚫︎どら増田

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