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格闘技・プロレス

新日本『G1』暴走EVILが内藤を破り首位!BC問題には「ジェイ、外道を信頼しているようだな」

どら増田

2020.10.12

またもやダーティーファイトで内藤に勝利し、リーグ首位に立ったEVIL。両国は不穏な空気に包み込まれるかもしれない…。(C)新日本プロレス

またもやダーティーファイトで内藤に勝利し、リーグ首位に立ったEVIL。両国は不穏な空気に包み込まれるかもしれない…。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは11日、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Bブロック公式戦を開催した。

 メインイベントでは因縁の内藤哲也(5勝1敗)とEVIL(4勝2敗)がBブロック首位攻防戦で激突。7月の大阪・大阪城ホール、8月の東京・神宮球場に続いて、今年3度目の対決。1勝1敗のイーブンの状況で始まったこの試合。EVILはいつものように、ダーティーファイトを展開しながら、内藤を追い込んでいく。だが、内藤もインサイドワークを駆使して対抗。終盤、レッドシューズ海野レフェリーを巻き込みマネージャーのディック東郷がスポイラーズチョーカーを持って試合に介入。

 しかし、内藤はこのピンチを何とか切り抜けると、EVILにコリエンド式デスティーノ。そして、デスティーノを狙うが、これを回避したEVILがカウンターでEVILを叩き込みカウント3。唐突なフィニッシュに静まり返る場内。最後は一撃必殺の凄みが決め手となった。

 これで内藤とは同点ながら、直接対決を制したEVILがBブロック首位に。EVILはマイクを握ると「オイ、内藤!コレがオマエの見たがってた、俺の正義だ!これで『G1』は俺のものだな」と暗に優勝宣言。
 
 バックステージでEVILは「偽りのチャンピオン内藤を倒した。『G1』は俺のものだ。それからよ。ジェイ!ずいぶん外道のこと信頼しているようだな。そうかそうか」とバレットクラブのお家騒動をさらにややこしくする発言を残し笑いながら去っていった。ダメージの大きい内藤はノーコメントだった。

 首位のEVILは10.14神奈川・横浜武道館大会で後藤洋央紀戦、10.17東京・両国国技館大会で元パートナー、SANADA戦が残っている。

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス30』
2020年10月11日
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) 観衆 2550人
▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)
<5勝2敗=10点>●内藤哲也(23分57秒 片エビ固め)EVIL○<5勝2敗=10点>
※EVIL

文⚫︎どら増田

【PHOTO】『G1 CLIMAX30』後楽園大会を特集!Bブロック公式戦で棚橋、内藤が躍動!
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