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18歳女子サーファー脇田紗良が“圧巻のライディング”を披露し優勝!松田詩野との決戦を制す

THE DIGEST編集部

2020.10.16

18歳の脇田紗良が15.50点でファイナルを制した。(C)Getty Images

18歳の脇田紗良が15.50点でファイナルを制した。(C)Getty Images

 JPSAジャパンプロサーファーツアー2020特別戦「さわかみ チャレンジシリーズ 鴨川」のDAY5が16日、鴨川市東条海岸にて開催された。女子ショートボードのファイナルが行なわれ、東京五輪出場に期待のかかる脇田紗良が、圧巻のライディングを披露し、優勝を飾った。

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 脇田は昨シーズン、世界ランクを56位から16位に急上昇させた、勢いに乗る18歳。今大会前日の練習中に足首の靭帯を痛めながら出場となった。その中で、2回戦では全体トップの13.37点で通過し、クォーターファイナル、セミファイナルと徐々に状態を上げファイナルを迎えた。

 1対1(マンオンマン)で、同世代のライバル松田詩野とのマッチアップとなった、ファイナルは、白熱の展開が繰り広げられた。先に脇田が、6点のハイスコアを出すと、松田も黙ってはいなかった。残り時間8分ほどのタイミングで、2本のライディングを5点台に揃えた松田が逆転。しかし、その直後、今度は脇田が大会ハイベストスコアの9.50と完璧なライディングを披露し、再び逆転して逃げ切った。
 
 試合後「久しぶりの試合で久しぶりの優勝なので、どうやって表したらいいのか分からないんですけど、それぐらいうれしい」と率直にコメント。優勝に対して「(家族やスポンサーなど皆の)サポートがあったからこそ、ここまでこれてすごくありがたい」と感謝を口にした。続けて「次はジャパンオープンに集中して、また一から頑張りたい」と抱負を語った。

 脇田は東京五輪最終予選への出場権をかけ、10月31日に開幕する『ジャパンオープン』に出場を予定している。

構成●THE DIGEST編集部

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