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「タイムを残せて一安心」スピードスケート髙木美帆、女子1000m大会新で4連覇!小平奈緒は2位【全日本距離別】

THE DIGEST編集部

2020.10.24

国内開幕戦の女子1000メートルは、髙木美帆が1分14秒21で小平奈緒を制した。(C)Getty Images

 今シーズンのスピードスケートの国内開幕戦「全日本スピードスケート距離別選手権大会」の2日目が24日、エムウェーブ(長野)にて開催された。女子1000メートルでは、同種目の日本記録保持者、髙木美帆が1分14秒21の大会新記録で4連覇を飾った。

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 右膝痛の状態を考慮し、前日の500メートルと3000メートルの出場を回避して臨んだ1000メートル。13組に登場した髙木は、最初の200メートルは全体の4番目のタイムとやや出遅れたものの、その後はスピードに乗って快調に滑り、1分14秒21をマークし4連覇とした。ゴール後、タイムを確認するとガッツポーズを繰り返し、喜びを表した。
 
 また昨日500メートルで優勝し2冠を狙っていた小平奈緒は、1分15秒62のタイムで2位、美帆の姉である髙木菜那は1分16秒35で5位とした。

 レース後、髙木美帆は「レースに集中できて、タイムを残せたのは一安心」と率直にコメント。髙木が日本代表に入った当時から最前線で活躍する小平について、「国内戦でもレベルの高い大会ができるというのは本当にありがたい。小平選手がいてくれてよかった」と語った。

構成●THE DIGEST編集部