11月３日に、フィギュア界の“皇帝”エフゲニー・プルシェンコが38歳の誕生日を迎えた。2017年に現役引退を発表するまで数々の偉業を達成したロシアのレジェンドは、現在後続の育成に情熱を注いでいる。

　そのうちのひとり、ロシアのアリョーナ・コストルナヤは新たなコーチとなったプルシェンコを自身のSNS（@aliona_officialnew）を通じて祝福している。

「エフゲニー・ヴィクトロヴィッチさん、お誕生日おめでとうございます。あなたの夢が叶うように、選手が喜びだけをもたらすように、私はあなたの幸せとすべての目標達成を心から願っています」

　このメッセージには、氷上でプルシェンコの指導を受ける自身の写真が２枚添えられており、師に深い信頼を寄せていることがうかがえる。
  　17歳のスケーターは、今年８月に、エテリ・トゥトベリーゼ氏との師弟関係を解消、新コーチとしてプルシェンコ氏のもとに“移籍”して、ロシアのスケート界、そして世界のフィギュア界に衝撃を与えた。

　以降、様々なトラブルや憶測が飛んだが、コストルナヤはレジェンドのもとでの生活に手応えを得ているようだ。ファンからは「美しい師弟関係が見える」「師匠への贈り物は美しいパフォーマンスになるのだろう」「頑張って！楽しみにしている」などのエールが続々と寄せられた。

　コストルナヤは、プルシェンコのもとで再び同門となったトゥルソワとともに、11月８日からカザンで行なわれるロシアカップ第４戦に参加する。新たな“女王”のプログラム披露に、ファンの期待は膨らんでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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