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ゴルフ

渋野日向子、国内大会で今年初の60台にも「笑える状況ではないのかも」と笑顔封印で自分に厳しく…

THE DIGEST編集部

2020.11.07

国内大会で初の60台で回った渋野だが、その内容には満足していない様子だ。(C)Getty Images

国内大会で初の60台で回った渋野だが、その内容には満足していない様子だ。(C)Getty Images

 11月7日、茨城県小美玉市の太平洋クラブ美野里コースにて開催されている、JLPGAツアー『TOTOジャパンクラシック』2日目。渋野日向子は前日の1アンダーからスコアを3つ伸ばし通算4アンダーでホールアウトし、順位は28位タイとなっている。

【シブコPHOTO】笑顔弾ける渋野日向子の厳選ショット!プロテスト時の貴重な一枚も

 前半はバーディチャンスもある中、パーセーブの我慢のゴルフを展開する。17番では待望のバーディを奪ったものの、18番でバンカーに入れてボギーとし、スコアを伸ばせずイーブンパーで折り返す。後半は前半の我慢が結実し、4バーディ、1ボギーの「69」というスコアでホールアウトした。

 ラウンド後、「結果的に60 台で回れたのは、日本で今年初めてだったんで良かったと思うんですけど、内容的に見てアイアンショットがパーオンしていたにもかかわらず、パターで自分のしたくないミスをかなりしてしまったので、そこの部分は悔しい」とストイックに語る。

 初日のラウンド後には「結果よりも内容をしっかり求めていきたいと思っている」と、スコア以上に内容を追求したゴルフを目指しているだけに、渋野本人としては改善すべき点があるようだ。
 
 バーディをとっても笑顔がないのは「なんか笑える状況ではないのかもしれませんね。パッティングの決め方とかもスッキリする決め方じゃない、入ったらOKなんですけど、何かな~という感じ」と言い、自分の納得いくものではなかった様子だ。

 しかしながら「今日は後半危ないところがほとんどなかったので、去年の自分らしい後半のプレーができたのかなと思う」と波の少なかったゴルフを自己評価し、「悪いところもしっかり反省して整理して明日に生かせるようにしたい」と最終日に向けて前を向いた。

 大会単独トップは申ジエの13アンダー、1打差で木村彩子、2打差でイミニョンの11アンダーとなっている。

構成●THE DIGEST編集部

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