現地時間11月8日、カザンで開催されているロシアカップ第4戦で、女子シングルのショートプログラム(SP)が行なわれた。
"皇帝"エフゲニー・プルシェンコ門下となったアレクサンドラ・トゥルソワは、逆転優勝を飾った第2戦から1戦あけての参加。8番滑走で登場した16歳は、グリーンの衣装でトリプルアクセルを取り入れた今シーズンSPを演技した。そのトリプルアクセルはステップアウトしたが、回転は足りていた。その後の3回転フリップは耐え、3本目の3回転ルッツ+トゥループは圧巻。77・42点で2位につけている。
また、昨シーズンの欧州選手権王者である"女王"アリョーナ・コストルナヤは、テスト大会を除いて今シーズン初登場。11番滑走で登場し、ビリー・アイリッシュの『lovely』にのせた個性的な演技で氷上を舞った。ジャンプはダブルアクセル、3回転ルッツを着氷し、3回転フリップ+トゥループは後者でステップアウト。ラストのスピンでもミスがみられたが、力強くなめらかな滑りは健在。78・15点で首位に立った。
試合後のインタビューでは「これだけの点数がつくとは驚いた」と語りながらも、キス&クライでは笑顔も見せ、今シーズン初の演技を楽しめたようだ。
【PHOTO】圧倒的な美貌と演技力で魅了!ロシアの"プリンセス"アリョーナ・コストルナヤ!
【PHOTO】多彩な4回転ジャンプを駆使するロシアの新鋭!笑顔がキュートなアレクサンドラ・トゥルソワ! 3位にはジャンプミス無しのマイア・フミロフ(76・89点)、4位はソフィア・サモドゥロワ(67・16点)、5位はエリザベータ・ヌグマノワ(64・39点)で続いている。
翌9日にフリースケーティングが行われ、最終順位が決定する。フリーでは複数の4回転ジャンプを組み込む予定のトゥルソワは、第2戦で3位から巻き返しで逆転優勝を飾った。プルシェンコ門下生同士である上位ふたりの優勝争いにも注目が集まりそうだ。
そして、同日行なわれた男子SPでは、4回転サルコーを着氷し、トリプルアクセル、3回転フリップ+トゥループのジャンプノーミスのエフゲニー・セメネンコが96・00点で首位に立った。カテゴリはジュニアの17歳だが、堂々とした演技をみせており、同大会の第2戦に参加した際もSP首位で終えている。
2位には4回転+3回転トゥループ、4回転サルコー、トリプルアクセルを着氷したロマン・サヴォシン(90・88点)、3位には4回転ループ、4回転+3回転トゥループを着氷したマカール・イグナトフが89・14点で続いている。こちらもFSが翌日に行なわれ、最終順位が決定する。
構成●THE DIGEST編集部
"皇帝"エフゲニー・プルシェンコ門下となったアレクサンドラ・トゥルソワは、逆転優勝を飾った第2戦から1戦あけての参加。8番滑走で登場した16歳は、グリーンの衣装でトリプルアクセルを取り入れた今シーズンSPを演技した。そのトリプルアクセルはステップアウトしたが、回転は足りていた。その後の3回転フリップは耐え、3本目の3回転ルッツ+トゥループは圧巻。77・42点で2位につけている。
また、昨シーズンの欧州選手権王者である"女王"アリョーナ・コストルナヤは、テスト大会を除いて今シーズン初登場。11番滑走で登場し、ビリー・アイリッシュの『lovely』にのせた個性的な演技で氷上を舞った。ジャンプはダブルアクセル、3回転ルッツを着氷し、3回転フリップ+トゥループは後者でステップアウト。ラストのスピンでもミスがみられたが、力強くなめらかな滑りは健在。78・15点で首位に立った。
試合後のインタビューでは「これだけの点数がつくとは驚いた」と語りながらも、キス&クライでは笑顔も見せ、今シーズン初の演技を楽しめたようだ。
【PHOTO】圧倒的な美貌と演技力で魅了!ロシアの"プリンセス"アリョーナ・コストルナヤ!
【PHOTO】多彩な4回転ジャンプを駆使するロシアの新鋭!笑顔がキュートなアレクサンドラ・トゥルソワ! 3位にはジャンプミス無しのマイア・フミロフ(76・89点)、4位はソフィア・サモドゥロワ(67・16点)、5位はエリザベータ・ヌグマノワ(64・39点)で続いている。
翌9日にフリースケーティングが行われ、最終順位が決定する。フリーでは複数の4回転ジャンプを組み込む予定のトゥルソワは、第2戦で3位から巻き返しで逆転優勝を飾った。プルシェンコ門下生同士である上位ふたりの優勝争いにも注目が集まりそうだ。
そして、同日行なわれた男子SPでは、4回転サルコーを着氷し、トリプルアクセル、3回転フリップ+トゥループのジャンプノーミスのエフゲニー・セメネンコが96・00点で首位に立った。カテゴリはジュニアの17歳だが、堂々とした演技をみせており、同大会の第2戦に参加した際もSP首位で終えている。
2位には4回転+3回転トゥループ、4回転サルコー、トリプルアクセルを着氷したロマン・サヴォシン(90・88点)、3位には4回転ループ、4回転+3回転トゥループを着氷したマカール・イグナトフが89・14点で続いている。こちらもFSが翌日に行なわれ、最終順位が決定する。
構成●THE DIGEST編集部