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格闘技・プロレス

新日本、BC対決はG.o.DがEVIL組に勝利!邪道が「BCのタッグの歴史はG.o.Dが作ってんだよ」とアピール

どら増田

2020.11.20

バレットクラブの同門対決はタマ・トンガ&タンガ・ロアのG.o.Dが勝利した。(C)新日本プロレス

バレットクラブの同門対決はタマ・トンガ&タンガ・ロアのG.o.Dが勝利した。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは18日、『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』東京・後楽園ホール大会を開催した。

 第4試合では『ワールドタッグリーグ2020』公式戦、タマ・トンガ&タンガ・ロアのG.o.D(1勝1敗)と、EVIL&高橋裕二郎(2勝0敗)によるバレットクラブ(BC)同門対決が実現。

 EVIL加入後、オリジナルメンバーであるG.o.Dとは初遭遇とあって注目された。ゴング前、セコンドの邪道、ディック東郷も含めて、TOO SWEETポーズで結束をアピールするもすぐにEVIL組が奇襲。しかしG.o.Dはこれを読んですぐに試合のペースを握る。終盤、EVILがレフェリーを惹きつけると、東郷がロアをスポイラーズチョーカーで締め上げる。すると邪道が東郷に竹刀攻撃。邪道はEVILにも竹刀攻撃をするが、これを切り抜けたEVILはタマにローブローを狙うもこれも読まれてしまいマジックキラーで排除される。

 1人残された裕二郎が大奮闘したが、邪道が場外から竹刀攻撃で動きを止めると、すかさずロアが強烈なラリアットを炸裂。そこからOJKにつなぐと、裕二郎はたまらずギブアップ。G.o.DがBC対決を制している。
 
 試合後、バックステージにあらわれた邪道は「2勝目だ!」とアピール。ロアは「もう一度言ってやろう…誰が相手だろうと結果は同じだ。俺たちG.o.Dには『ワールドタッグリーグ』で優勝するという使命があるんだ!」と同門対決だろうが関係ないとアピール。

 タマは「まずは EVIL…バレットクラブにようこそ。今日はお前の加入を祝うちょっとした パーティーだったんだ。これでお前は正式に バレットクラブの一員だ。『G1クライマックス』で は随分とゴタゴタしてたみたいだが、もう忘れよう。ファミリーにようこそ!でもロアが言ったように、誰が相手でも関係ない。手加減なしで倒す。今年こそ俺たちが『ワールドタッグリーグ』を制覇する。いや、しないといけないんだ。俺たちが宇宙一強いチームだってことを、このリーグ戦を通して証明する」とEVILを正式メンバーに認める発言をしながらも優勝が最優先事項であることを明らかにした。

 3人でTOO SWEETポーズを決めると、去り際に邪道は「バレットクラブのタッグチームの歴史は、G.o.D が作っ てんだよ!」と念を押した。EVIL、裕二郎はノーコメントだったが、心中穏やかじゃないのは間違いない。BCの内紛劇はまだ終わっていないようだ。

◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』
2020年11月18日
東京・後楽園ホール
観衆 662人
▼ワールドタッグリーグ2020公式戦(30分1本勝負)
タマ・トンガ&○タンガ・ロア(8分36秒 OJK)EVIL&高橋裕二郎●

文●どら増田

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