格闘技・プロレス

長与千種が“弟子”里村明衣子の会見欠席に激昂!「ガイアのイズムが何だったか考え直せ」

どら増田

2020.11.22

記者会見では、4月29日にガイアジャパンの試合を行なうことが発表された。

 今年4月15日に東京・後楽園ホールで15年ぶりに一夜限りの復活が決まっていたものの、コロナ禍の影響で2021年に延期が発表されていた長与千種。彼女が1995年に旗揚げした伝説の女子プロレス団体のガイアジャパン『GAEAISM —Decade of quarter century—』が、2021年4月29日(祝)15時から東京・大田区総合体育館で試合を開催することを発表した。

 20日、都内で行なわれた会見に出席したGAEAISM PROJECT運営事務局の中島幸一郎(ガイアジャパンリングアナウンサー)によると「当初は2021年1月振替予定だったが、感染症拡大により大会は主催判断による「延期」から会場側の要請による「中止」となり、「延期による1月振替」は白紙に。現状の会場収容率(50%)が来年度も継続された場合、チケットを保管している観客は後楽園ホ―ル(約750名)に収容しきれないため、ソーシャルディスタンスを確保した上で、収容率50%でも全ての観客が入場可能なキャパシティのある都内会場として、大田区総合体育館へ変更したという。

 また11.29センダイガールズ(仙女)後楽園大会&11.30マーベラス東京・新木場1stRING大会を皮切りに、4.29GAEAISM大田区大会までの約半年間、マーベラス、仙女両団体の都内大会を中心に「Road to GAEAISM」と銘打った大会、試合を開催。両団体の所属選手を中心に、4.29⼤⽥区⼤会へ直結する試合とドラマが展開されることとなった。
 
 同大会では4.15後楽園大会で予定されていた長与千種の弟子であるマーベラス彩羽匠と、ガイア1期生、里村明衣子の弟子である(千種にとっては孫弟子にあたる)橋本千紘のシングルがメインイベントで決定しているが、彩羽が全治10か月の重症を追ってしまった。しかし、GAEAISMはカードを変更せずギリギリまで彩羽の回復を待つ考えだ。

 会見に出席した彩羽は「GAEAISM再開が決まった中でのケガは悔しく思うんですが、レスラーとして今以上に大きくなるためのケガと前向きに考えています。右ひざ前十字靭帯の再建術、右ひざ半月板の縫合術をして一般的には全治10か月と言われてるんですが、リハビリの先生と色々話し合いをしていて、もっと早く復帰できるんじゃないかと、プロアスリート用のメニューを組んでもらって日々厳しいリハビリを行なっています。なのでまだわかりませんが、万全の状態で直してリングに戻りたいと思います」と復帰を目指すことを明らかにしている。