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格闘技・プロレス

新日本、SHOがマスター・ワトに勝利し「お前はもっと強くなる!俺はそれより強くなる!」

どら増田

2020.11.30

SHOとワトが激しい攻防を繰り広げた。(C)新日本プロレス

SHOとワトが激しい攻防を繰り広げた。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは29日、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』東京・後楽園ホール大会を開催した。

 第4試合では『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』公式戦、新日本本隊のマスター・ワト(4勝1敗)とCHAOSのSHO(3勝2敗)が対戦した。ワトのセコンドにはこの日も天山広吉が付いて、ワトに声援とアドバイスを送る。序盤の蹴り合いから、試合はSHOの力強い関節技と、ワトの立体的な技の攻防に。ワトのRPPを切り抜けたSHOが、パワーブリーカーからショックアローで3カウントを奪取。優勝争いに踏み止まった。

【動画】SHOとワトの強烈なエルボー合戦!

 バックステージに右肩を気にしながら現れたSHOは「マスター・ワト!おめえは本当にすげーよ。もう少しで、 あ~もう少しで、ていうかもう99%ぐらい俺、おまえにいてこまされてしまったよ。チキショウ! 俺がおまえと同じ年なんかヤングライオンで、第1試合の前に吐きそうになってたんだ。それがおまえは今、『スーパーJr.』のメイン、勝ってマイクで締めてんだ。ああ凄すぎるよ。マジ尊敬してる。末恐ろしいなこの先。もっともっと、ああ、お前はもっともっと強くなるだろうな。だがっ!この俺はそれよりもっと、もっと強くなるぞ」 と、後輩であるワトの成長を認めつつ、自身はさらなる高みを目指すと宣言。優勝争いに踏み止まっただけに、残り試合も落とせない。
 
 一方のワトはバックステージに倒れるように現れると「大丈夫か?」と気遣う天山の言葉に続いて、「こんなはずじゃなかった……。俺はまだあきらめてへんから……。『スーパーJr.』、優勝……。SHO、いつか潰してやる!」と言って這うように控室へ。

 残った天山は「まだまだ終わってない!これで終わりちゃうぞ、ワト。今日で2敗かもしれな いけど、2敗だったらまだまだいけるよ。後半戦もね、あと3つ。まあ今日勝ってそのまま勢い乗って行きたかったけど、しょうがないですよ。ワトはもう、なんて言うのかな。試合もいい試合するし、最後の詰めはね、“TTD”も決めて欲しかったけども、SHOの意地も感じたし、蹴り合いでバチバチやってて…。もっともっといってほしかったってのはあるし、まだまだコイツに負けるかって気合を見せて欲しかった。まあ負けてしまったけどこんなんで諦めるなって。絶対まだまだ、最後あと3つ。BUSHI、石森、そしてヒロムね。強いやつばっかりやけど、この3人、やったれ。もう優勝や。あとはもう負けないようにしっかりと優勝目指して。絶対ワトが1番やと思ってるから。最後まで諦めない。OK」とワトの優勝に向けて引き続きヘルプしていく考えを明らかにしている。

『スーパーJr.』はメインイベントで高橋ヒロムがロビー・イーグルスを、セミファイナルではIWGPジュニアヘビー級チャンピオン石森太二がBUSHIを倒して、5勝1敗でトップ。これを4勝2敗のワト、SHO、エル・デスペラードが追う展開となり、残す公式戦は3試合となった。

◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』
2020年11月29日
東京・後楽園ホール
観衆 696人
▼ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27公式戦(30分1本勝負)
<4勝2敗=8点>●マスター・ワト(12分58秒 体固め)SHO○<4勝2敗=8点>
※ショックアロー

文⚫︎どら増田
 
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