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格闘技・プロレス

「誰もが知っているボクサーに」田中恒成が米メディアに語った、井岡一翔との一戦の先に見据えるものとは?

THE DIGEST編集部

2020.12.31

大晦日にスーパーフライ級タイトルマッチで井岡一翔と戦う田中恒成(C)Getty Image

大晦日にスーパーフライ級タイトルマッチで井岡一翔と戦う田中恒成(C)Getty Image

 大晦日、大田区総合体育館にてWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチを井岡一翔と戦う田中恒成。1年を締めくくる一戦を前に、3階級制覇王者は米メディアに意気込みを語った。

 ボクシング専門サイト『ボクシングニュース』は、田中を特集。試合に懸ける思いと、これからの野望を伝えている。

 当初、田中は「(最初のタイトルを獲得した)プロ5戦目までは、世界チャンピオンになるために日本で一番速いファイターになろうとしていた」と言う。しかし今は「成し遂げてきたことに満足していない。もっと強い相手を倒したい。アメリカで戦い、世界中の誰もが知っているボクサーになりたい」と、さらに大きな夢を持っているようだ。

 井岡戦については、「忘れられないものになるだろう。試合はチャレンジングなものになると思うが、勝つ自信はある。階級を上げても、トレーニングは何も変えていない。高いレベルのパフォーマンスができると思う」と自信をのぞかせた。
 
 さらに、日本の軽量級を背負う覚悟も滲ませる。「私の試合は観ていて面白いと思うので、実績を残して軽量級の価値を上げようとしている。強くなるためには、強い相手と戦わなくてはいけない」と力強く語った。

 プロ8戦目までの2階級制覇は、井上尚弥と並んで日本最速タイ記録。井上に続いて世界に羽ばたくため、2020年最後の日に“Kosei Tanaka”の名を世界にとどろかせたいところだ。

 試合は12月31日、18時よりTBS系列で生放送される。

構成●THE DIGEST編集部
 

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