総合格闘技イベントRIZINは31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで『Yogibo presents RIZIN.26』を開催した。
今年K-1からRIZINに主戦場を移し、『RIZIN.24』9.27たまアリ大会では、那須川天心とのドリームマッチが実現させ、敗れたものの「倒れなかった」「何も出来なかった」と賛否両論を呼んだ"数字を持っている男"皇治が、元PRIDEライト級チャンピオンのレジェンド五味隆典と特別ルールのスタンディングバウトで対戦した。当初は対戦相手はプロボクサーの亀田和樹が浮上していた皇治だが、この試合の交渉が決裂したことから「蹴りなし」「寝技なし」「パンチのみ」の異次元対決が急遽決定。テレビ実況席には元プロ野球選手の清原和博氏がスペシャルゲストとしてこの試合から座って、同じ大阪出身の皇治を見守った。会見だけでは収まらず、SNS上でも舌戦を繰り広げた両者。皇治がK-1を離脱したからこそ実現したドリームマッチだ。
まず皇治が真紅のコスチュームで入場。初の大晦日、今回は関西地区でも地上波で生中継されているとあって、感慨深げな表情を浮かべる。パンチだけで勝負するのも皇治にとっては新たな挑戦である。続いて場内が待ってましたとばかりに、五味を迎え入れる。1年半ぶりのさいたまスーパーアリーナ登場。ギラついた眼光は健在。さらにレジェンドとしてのオーラも放っているのだからこの威圧感は凄い。
1R、リング中央の五味の周りを距離を取りながら動く皇治。皇治が手を出して行くが、五味はプレッシャーをかけ続ける。グローブハンデはあるが13kgの体重差は大きいのか、なかなか皇治が中に入れず、両者打ち合ったところで1R終了。
2R、ゴングと同時に五味がラッシュを仕掛けるが、皇治も合わせていく。1Rとは違って皇治はアグレッシブな動きで前に出るも五味のパンチが重い。スピードで対応していく皇治は天心戦同様、打たれ強さを発揮して2R終了。
最終ラウンド、五味の右ストレートが皇治を捕らえるが、皇治は下がらず返していく。打たれても引かない皇治。五味が「来いよ」と挑発するが、五味の足が止まって来たところを皇治がスピードでワンツーを叩き込むが、なかなか五味を崩すことが出来ず、最後は皇治がラッシュを仕掛けたところで試合終了のゴングが鳴った。
判定の結果、ジャッジ2人が五味に入れて2-0で五味が大打撃戦を制している。
試合後、五味は「きょうはコロナの中、ありがとうございます。きょうはみなさんに言って欲しい!大晦日、判定ダメだよ!」(観客も「ダメだよ!」と叫ぶ)と言うと、続けて「体重差がありながら、生意気なことを言って、試合を成立させた皇治クン!お前いいキ〇タマ持ってるよ!悔しいし準備期間が3週間というのもあるけど、根性あるよ。いい〇ンタマ持ってる。お前も気がついたらオッサンだからな」と皇治に五味流のエールを送った。
皇治はファンに敗れたことを謝罪した上で、「五味選手、心から尊敬してます。ホントにパンチが強く、アホほど強かったです。もうドエラかったです。せやけど、俺もこんなビッグなキン〇マ持ってる男になるから」と笑顔で返してノーサイド。今回は皇治も最後は体重差を気にせず前に出てアグレッシブに攻めたことから、敗れはしたものの、評価が下がる事はないだろう。
◆Yogibo presents RIZIN.26◆
2020年12月31日(木)
埼玉・さいたまスーパーアリーナ
■第12試合 スペシャルエキジビションマッチ
RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分 3R(インターバル1分)
〇五味隆典 vs. 皇治×
3R判定 2-0
※30-29、29-29、29-28
文⚫︎どら増田
今年K-1からRIZINに主戦場を移し、『RIZIN.24』9.27たまアリ大会では、那須川天心とのドリームマッチが実現させ、敗れたものの「倒れなかった」「何も出来なかった」と賛否両論を呼んだ"数字を持っている男"皇治が、元PRIDEライト級チャンピオンのレジェンド五味隆典と特別ルールのスタンディングバウトで対戦した。当初は対戦相手はプロボクサーの亀田和樹が浮上していた皇治だが、この試合の交渉が決裂したことから「蹴りなし」「寝技なし」「パンチのみ」の異次元対決が急遽決定。テレビ実況席には元プロ野球選手の清原和博氏がスペシャルゲストとしてこの試合から座って、同じ大阪出身の皇治を見守った。会見だけでは収まらず、SNS上でも舌戦を繰り広げた両者。皇治がK-1を離脱したからこそ実現したドリームマッチだ。
まず皇治が真紅のコスチュームで入場。初の大晦日、今回は関西地区でも地上波で生中継されているとあって、感慨深げな表情を浮かべる。パンチだけで勝負するのも皇治にとっては新たな挑戦である。続いて場内が待ってましたとばかりに、五味を迎え入れる。1年半ぶりのさいたまスーパーアリーナ登場。ギラついた眼光は健在。さらにレジェンドとしてのオーラも放っているのだからこの威圧感は凄い。
1R、リング中央の五味の周りを距離を取りながら動く皇治。皇治が手を出して行くが、五味はプレッシャーをかけ続ける。グローブハンデはあるが13kgの体重差は大きいのか、なかなか皇治が中に入れず、両者打ち合ったところで1R終了。
2R、ゴングと同時に五味がラッシュを仕掛けるが、皇治も合わせていく。1Rとは違って皇治はアグレッシブな動きで前に出るも五味のパンチが重い。スピードで対応していく皇治は天心戦同様、打たれ強さを発揮して2R終了。
最終ラウンド、五味の右ストレートが皇治を捕らえるが、皇治は下がらず返していく。打たれても引かない皇治。五味が「来いよ」と挑発するが、五味の足が止まって来たところを皇治がスピードでワンツーを叩き込むが、なかなか五味を崩すことが出来ず、最後は皇治がラッシュを仕掛けたところで試合終了のゴングが鳴った。
判定の結果、ジャッジ2人が五味に入れて2-0で五味が大打撃戦を制している。
試合後、五味は「きょうはコロナの中、ありがとうございます。きょうはみなさんに言って欲しい!大晦日、判定ダメだよ!」(観客も「ダメだよ!」と叫ぶ)と言うと、続けて「体重差がありながら、生意気なことを言って、試合を成立させた皇治クン!お前いいキ〇タマ持ってるよ!悔しいし準備期間が3週間というのもあるけど、根性あるよ。いい〇ンタマ持ってる。お前も気がついたらオッサンだからな」と皇治に五味流のエールを送った。
皇治はファンに敗れたことを謝罪した上で、「五味選手、心から尊敬してます。ホントにパンチが強く、アホほど強かったです。もうドエラかったです。せやけど、俺もこんなビッグなキン〇マ持ってる男になるから」と笑顔で返してノーサイド。今回は皇治も最後は体重差を気にせず前に出てアグレッシブに攻めたことから、敗れはしたものの、評価が下がる事はないだろう。
◆Yogibo presents RIZIN.26◆
2020年12月31日(木)
埼玉・さいたまスーパーアリーナ
■第12試合 スペシャルエキジビションマッチ
RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分 3R(インターバル1分)
〇五味隆典 vs. 皇治×
3R判定 2-0
※30-29、29-29、29-28
文⚫︎どら増田