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マラソン・駅伝

【復路スタート時間】往路は創価大が初V!東洋大、駒澤大、帝京大と3分差以内でスタート【箱根駅伝】

THE DIGEST編集部

2021.01.02

2区区間新のヴィンセント(右)、3区で区間賞の石原(左)、トップで襷を芦ノ湖へ運んだ三上(中央)。写真:JMPA

2区区間新のヴィンセント(右)、3区で区間賞の石原(左)、トップで襷を芦ノ湖へ運んだ三上(中央)。写真:JMPA

「第97回箱根駅伝」は2日に往路が行なわれ、創価大が初の往路優勝を果たした。2位・東洋大、3位・駒澤大、4位・帝京大、5位・東海大と続き、昨年優勝の青山学院大は12位と苦しい展開で往路を終えた。

 予想外のレースだった。各校の主力選手が揃った1区、ハイペースの展開が予想されていたが、互いに牽制し合い、まさかの“超スローペース”の入りとなった。これには選手たちも困惑の表情を浮かべ、キョロキョロと周囲の状況を探り合っていた。1区の勝負の行方は、六郷橋の下りを利用して前に出た法政大の鎌田航生に軍配が上がった。

 2区では東京国際大のイェゴン・ヴィンセントが、昨年、相澤晃(元東洋大)が打ち立てた区間記録を8秒塗り替える1時間5分49秒の激走をみせた。これにはテレビ解説の瀬古利彦さんは「相澤の記録がしばらく残ると思ってましたけど、1年で破られるとは」と驚きを隠さなかった。

 3区は東海大の石原翔太郎が果敢に攻めた走りで、ルーキーながら堂々の区間賞を獲得。4区では、網膜色素変性症という難病と闘う創価大の嶋津雄大がトップに立つ快心の走りをし、終盤で足をつりながらも、大きくペースを落とさず5区へと襷を繋いだ。

 5区は、8位で襷を受けた帝京大の細谷翔馬が3人を抜き。1時間11分52秒で山を上りきり、区間賞を獲得した。先頭を走った創価大の三上雄太は、追われる立場ながら自分のペースを守り、細谷に次ぐ区間2位と健闘。一方、前回優勝の青山学院大は、これまで2度5区を経験した竹石尚人が抜擢されるも、足にけいれんが起こり、止まってストレッチをするアクシデントもあり、結果は区間17位に。トップの創価大とは7分35秒差の12位でのゴールとなった。

 3日に行なわれる復路は、往路の順位・タイム差によってスタートする。ただし1位の創価大と10分以上差のついた18位山梨学院大から4チームは8時10分に一斉スタートとなる。
 
 往路の順位と復路のスタート時間は以下のとおり。

1位 創価大   8時0分0秒
2位 東洋大   8時2分14秒
3位 駒澤大   8時2分21秒
4位 帝京大   8時2分31秒
5位 東海大   8時3分27秒
6位 東京国際大 8時3分58秒
7位 順天堂大  8時5分23秒
8位 神奈川大  8時5分32秒
9位 國學院大  8時6分44秒
10位 拓殖大   8時6分53秒
11位 早稲田大  8時7分4秒
12位 青山学院大 8時7分35秒
13位 城西大   8時7分36秒
14位 明治大   8時7分55秒
15位 日本体育大 8時8分30秒
16位 法政大   8時9分6秒
17位 国士舘大  8時9分40秒
―――――(以下一斉スタート)―――――
18位 山梨学院大
19位 中央大 
OP  関東学生連合 
20位 専修大 

構成●THE DIGEST編集部
 

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