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格闘技・プロレス

新日本ドーム大会でスターダム勢が躍動!ジュリア&朱里が勝利し「最高の気分です」

どら増田

2021.01.06

ジュリア&朱里のDDMが勝利し、新日本プロレスのビッグイベントでアピールした。(C)新日本プロレス

ジュリア&朱里のDDMが勝利し、新日本プロレスのビッグイベントでアピールした。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは5日、東京・東京ドームで『レッスルキングダム15』2日目を開催した。ダークマッチでは、昨年に引き続き同じブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが提供マッチ2試合を行なった。提供マッチ目当てか今年も客足は早く、アリーナ席、スタンド席ともに早くからファンが埋まり、選手には大きな拍手が送られた。

 安藤頼孝リングアナの挨拶に続いて、花道から第0-1試合の舞華&ひめか&なつぽいのドンナ・デル・モンド(DDM)、ワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美、上谷沙弥&AZMのクィーンズクエスト(QQ)が入場。普段よりもさらに大きく見せようとする試合展開が観客に認められたのか、新日本ファンから拍手と手拍子が自然発生。6人とも持ち味を出した中、最後は上谷となつぽいの激しい攻防の末、上谷のフェニックス・スプラッシュでドームがどよめき3カウント。QQが勝利を収めている。

 第0-2試合では小坂井ゆりえリングアナが登場。スターダムでは袂を絶った岩谷麻優&中野たむが一夜限りのタッグを結成。2020年度プロレス大賞受賞&ワンダー・オブ・スターダム王者のジュリア、SWA世界王者の朱里というDDM最強コンビと対決。これはスターダムでは見られないカードだ。先発は岩谷と朱里。岩谷は朱里の打撃を切り抜けると、たむにタッチ。たむはライバルのジュリアを呼び込むと激しいエルボー合戦を制す。

 しかしDDMが連携でカバー、たむは何とか岩谷にタッチすると、岩谷はDDM相手に大奮闘を見せる。DDMはジュリアのビッグブーツから朱里の鋭い打撃で岩谷を追い込むがカウントは2。岩谷は場外に2人を落とすと、突き刺さるようなトペで2人まとめて倒したが、最後はたむとの意地の張り合いを演じたジュリアがグロリアスドライバーでカウント3。プロレス大賞受賞者として東京ドームに集まったファンの目にその勇姿を焼きつけた。
 
 バックステージでジュリアは「いやあ、2年連続でのこの東京ドーム大会への出場、自分のことを自分で…ですが、誇りに思ってます。そしてDonna Del Mondeのユニット全員が今年の1.5東京ドーム大会に出られたこと、これは本当にうれしく思うし、Donna Del Mondeがやっぱり最高で最強なユニットなんだなと、見ている人たちに見せつけることができたんじゃないかなと最高の気分です。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。

 昨年は提供マッチ後、新規ファンが急増したスターダム。今年は3.3東京・日本武道館大会を控えているだけに、今年も有意義な試合になったはずだ。

◆新日本プロレス◆
『レッスルキングダム15』
2021年1月5日
東京・東京ドーム
観衆 7801人

▼スターダム提供試合0-2(20分1本勝負)
岩谷麻優&●中野たむ(12分49秒 片エビ固め)ジュリア○&朱里
※グロリアスドライバー
▼スターダム提供試合0-1(20分1本勝負)
林下詩美&上谷沙弥&AZM(9分48秒 エビ固め)舞華&ひめか&なつぽい●
※フェニックス・スプラッシュ

取材・文●どら増田

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