ラストプレーで4つ目のトライを挙げ、日本代表が貴重な5ポイントを奪取した。
土曜日に豊田スタジアムで行なわれたラグビーワールドカップ・プールAの第3戦、日本vsサモアの一戦は、38-19でホストカントリーが勝利。後半立ち上がりまで接戦を演じながらも一度としてリードを許さず、アディショナルタイムのトライでボーナスポイントをゲットして、堂々勝点5を上積みした。3連勝を飾って勝点を14に伸ばし、勝点11のアイルランドを抜いてふたたび首位に躍り出ている。
このゲームを速報で伝えたのが、英高級紙『The Guardian』だ。「開催国が追いすがるサモアを振り払い、力強く5ポイントをゲット」と銘打ち、“ブレイブ・ブロッサムズ”(日本代表の愛称)の戦いぶりを絶賛。次のように評している。
「負ければ敗退が決まるサモアの鬼気迫るプレーを真っ向から受け止め、日本は効率良く得点を重ねていった。後半開始まもなく4点差にまで詰め寄られたものの、アグレッシブな姿勢を失わず、タムラ(田村優)の正確なペナルティーゴールで再度リードを広げる。終盤に見せつけたのは驚異的なスタミナと集中力。逞しい勝ちっぷりだった」
そして同紙が強調して称えたのが、日本が最終盤に披露した“ボーナス”への執着だ。
「4つ目のトライがどれだけ重要かを理解していた日本は、全精力を傾けて押し寄せた。サモアも最後まで諦めず、簡単にプレーを切らなかったため、会場のボルテージは最高潮に達する。85分にマツシマ(松島幸太朗)が執念のファイナルトライを決めると、スタンドは割れんばかりの歓声に支配された」 さらに日本が躍進を遂げたプールAは「蓋を開けてみれば“死の組”だった。サモアは水準以上の力を出し切ったが、それでも予選敗退を余儀なくされたのだ」と論じている。
日本の最終戦は、10月13日のスコットランド戦。いまや天敵となっているライバルは、水曜日に第3戦をロシアと戦い、順当なら勝点5をゲットしてくるだろう。おそらくは日本が勝点14、スコットランドが勝点10で迎える一大決戦。日本は勝てば文句なしに、初のベスト8進出が決まる。
【PHOTO】日本 38-19 サモア|3連勝で初のW杯8強進出に王手!あの選手も笑顔で喜ぶ!
構成●THE DIGEST編集部
土曜日に豊田スタジアムで行なわれたラグビーワールドカップ・プールAの第3戦、日本vsサモアの一戦は、38-19でホストカントリーが勝利。後半立ち上がりまで接戦を演じながらも一度としてリードを許さず、アディショナルタイムのトライでボーナスポイントをゲットして、堂々勝点5を上積みした。3連勝を飾って勝点を14に伸ばし、勝点11のアイルランドを抜いてふたたび首位に躍り出ている。
このゲームを速報で伝えたのが、英高級紙『The Guardian』だ。「開催国が追いすがるサモアを振り払い、力強く5ポイントをゲット」と銘打ち、“ブレイブ・ブロッサムズ”(日本代表の愛称)の戦いぶりを絶賛。次のように評している。
「負ければ敗退が決まるサモアの鬼気迫るプレーを真っ向から受け止め、日本は効率良く得点を重ねていった。後半開始まもなく4点差にまで詰め寄られたものの、アグレッシブな姿勢を失わず、タムラ(田村優)の正確なペナルティーゴールで再度リードを広げる。終盤に見せつけたのは驚異的なスタミナと集中力。逞しい勝ちっぷりだった」
そして同紙が強調して称えたのが、日本が最終盤に披露した“ボーナス”への執着だ。
「4つ目のトライがどれだけ重要かを理解していた日本は、全精力を傾けて押し寄せた。サモアも最後まで諦めず、簡単にプレーを切らなかったため、会場のボルテージは最高潮に達する。85分にマツシマ(松島幸太朗)が執念のファイナルトライを決めると、スタンドは割れんばかりの歓声に支配された」 さらに日本が躍進を遂げたプールAは「蓋を開けてみれば“死の組”だった。サモアは水準以上の力を出し切ったが、それでも予選敗退を余儀なくされたのだ」と論じている。
日本の最終戦は、10月13日のスコットランド戦。いまや天敵となっているライバルは、水曜日に第3戦をロシアと戦い、順当なら勝点5をゲットしてくるだろう。おそらくは日本が勝点14、スコットランドが勝点10で迎える一大決戦。日本は勝てば文句なしに、初のベスト8進出が決まる。
【PHOTO】日本 38-19 サモア|3連勝で初のW杯8強進出に王手!あの選手も笑顔で喜ぶ!
構成●THE DIGEST編集部