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フィギュア

テネルが3年ぶり女王に! 2位グレン、3位にカレン・チェンが逆転で表彰台【フィギュア全米選手権】

THE DIGEST編集部

2021.01.16

女王の座に返り咲いたテネル(中央)。21歳のグレン(左)は自己ベストを大幅に更新しての表彰台だ。3位のチェン(右)も充実した様子を漂わせた。 (C)Jay Adeff/U.S. Figure Skating

女王の座に返り咲いたテネル(中央)。21歳のグレン(左)は自己ベストを大幅に更新しての表彰台だ。3位のチェン(右)も充実した様子を漂わせた。 (C)Jay Adeff/U.S. Figure Skating

 現地時間1月14日、全米選手権がラスベガスのオーリンズ・アリーナで開幕。2日に女子のフリースケーティングが行なわれた。

 優勝は、ショートプログラム(SP)で首位に立ったブレイディ・テネル。3年ぶりに同大会の女王に返り咲いた。

 ジャンプ要素は前半に3回転ルッツ+トゥループ、ダブルアクセル、3回転ループ、3回転サルコー、後半は3回転ルッツ+トゥループ、ダブルアクセル、3回転フリップ+2回転トゥループ+2回転ループを着氷。153・21点、総合232・61点と、非公認ながら自己ベストを更新。首位を守り切り、3年ぶりの同大会優勝を決めた。
 
 優勝を決めたテネルは「このために日々の努力をしてきた。すべてが報われた」と笑顔で語り、3年ぶり女王の座を噛みしめた。

 2位はSP5位だったアンバー・グレン(FS144・50点、総合215・33点)、3位はSP4位だったカレン・チェン(FS143・99点、総合214・98点)とそれぞれ巻き返しに成功。グレンは自己ベストを19点以上更新し、演技後は涙を流す一幕も見られた。 
 
 また、3連覇を狙っていたアリサ・リュウはSP2位につけていたが、フリーを終えて4位に終わっている。

 翌16日の大会3日目は、男子シングルのショートプログラムなどが行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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