格闘技・プロレス

井上尚弥が指名試合に合意と米メディア。「渡航制限が主な障壁に」日本での開催が濃厚も、詳細は未定

THE DIGEST編集部

2021.01.16

ダスマリナスとの指名試合に合意したと伝えられた井上尚弥。(C) Getty Images

 WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥がIBFの指名試合に合意したことを、15日、米メディアが明らかにした。

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 ボクシング専門メディア「ボクシング・シーン」によると、両陣営が対戦に合意し、プロモーション権を決定する入札が締め切られたようだ。相手はランキング1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)となる。

 試合は日本で行なわれる見込み。日時などの詳細については「現在進行中のパンデミックによる渡航制限が、正式なスケジューリングの主な障壁になっている」と記述され、新型コロナウイルスの流行状況次第であることが伝えられた。
 
 ダスマリナスは"ホット&スパイシー"の愛称を持つ28歳のサウスポー。キャリア通算30勝2敗(20KO)の成績を残し、19年3月よりタイトル挑戦者の座に。かねてから井上との統一戦が期待されているジョンリル・カシメロと同じMP(マニー・パッキャオ)プロモーションと契約している。

 今回の決定によって、対カシメロ統一戦の早期実現からは一歩遠のいた形となる。それでも、"モンスター"の2021年の初試合の行方に、日本のファンは引き続き大きな関心を寄せていくことだろう。

構成●THE DIGEST編集部