１月14日、東京・後楽園ホールにてボクシングの東洋太平洋バンタム級タイトルマッチが行なわれ、元WBC世界バンタム級暫定王者で挑戦者の井上拓真は、王者・栗原慶太に９回２分25秒で負傷判定勝ち。スーパーフライ級に続いて同王座の２階級制覇を果たした。

　昨年結婚して長女も誕生し、１年２か月ぶりとなる再起戦に臨んだ拓真。新しい家族に加え、WBA＆IBF世界統一王者の兄・尚弥も見守る中、この日は右カウンター、左フックを効果的に打ち込み、序盤から試合を優位に進める。９回には左目上をカットした栗原の出血の激しくなり、同回２分25秒に３－０の負傷判定で勝利。一昨年11月に同王座を失って以来の再起成功を果たした。
  　試合から一夜明けた15日には、自身のインスタグラム（@takumainoue_1226）で「昨日は応援ありがとうございました」と報告し、同試合で撮影された１枚の写真を掲載。黒と金色のガウンに身を包み、青グローブをはめた右手を突き上げる姿が収められている。続く文面には「無事勝つことができました」と綴り、「またここからスタートして行くのでこれからも応援よろしくお願いします」とファンへ呼びかけた。

　投稿をチェックしたフォロワーからは「拓真くん勝利おめでとうございます！！」「また兄弟で暴れてください！！」「拓真最高！」「新年良いスタートがきれましたね」「感動と勇気を有り難う御座います！」「ほんとにカッコよかった！！」などとメッセージが寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部