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「末恐ろしい大器だ!」日本卓球界が誇る16歳、木原美悠に中国メディアが最大警戒!「第2の伊藤美誠か?」

THE DIGEST編集部

2021.01.18

16歳とは思えない風格と凄みを漂わせる木原。そのポテンシャルに中国メディアも注目している。(C)Naoki Morita/AFLO SPORT

16歳とは思えない風格と凄みを漂わせる木原。そのポテンシャルに中国メディアも注目している。(C)Naoki Morita/AFLO SPORT

 1月17日、大阪で開催されていた全日本卓球選手権は最終日を迎えた。女子シングルス決勝では石川佳純がゲームカウント1-3からの大逆転で伊藤美誠を撃破。見事5年ぶり5度目の優勝を飾っている。

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 ますます活況を帯びている印象の女子卓球界。そんな日本の充実ぶりを注視しているのが、ライバルの中国だ。全国スポーツ紙『新浪体育』は全日本卓球選手権を速報でレポート。「ハイレベルな争いを石川が制して女王に輝いた」と伝え、「若い世代の台頭が止まらない」と続けて、16歳の新鋭を大々的に取り上げたのだ。今大会の6回戦で平野美宇からストレート勝ちを収め、ベスト4で大会を終えた木原美悠である。

 2年前の同大会では、史上最年少の14歳でファイナルに到達。5回戦で涙を呑んだ昨年度大会を経て、今大会ではふたたび快進撃を見せて観衆を大いに沸かせた。ジュニアの部はプレッシャーからかまさかの初戦敗退を余儀なくされたものの、一般の部でその鬱憤を晴らすかのごとく躍動。惜しくも準決勝で石川に2-4で敗れたが、確かな自信と手応えを得る経験となったはずだ。

 そんな木原に最大限の警戒を寄せるのが『新浪体育』紙。以下のように評している。

「日本(の女子卓球界)からは次から次へと逸材が育っている。なかでも16歳の木原は伊藤美誠に似たスタイルでプレーする成長株で、2年前のファイナル進出に続いて今回も4強に食い込んだ。石川に敗れたとはいえ、堂々たる戦いぶりだった。いまや石川、伊藤、早田(ひな)、平野に割って入るほどの実力者で、さらに経験を積めば我々の脅威となりうる、末恐ろしい大器だ。まだ16歳なのだから!」

 さらに同紙は木原が長崎美柚とのダブルスでも好調である点を紹介し、「伊藤や平野と同世代なら、我々もスン・インシャやワン・マンユらの名前を挙げて対抗させられるが、その4つ年下となると……。日本の育成は反則である」と綴っている。

 さっそく中国でも実力を高く評価された高校1年生。同紙は最後に「彼女は第2の伊藤美誠となるのか。そのポテンシャルは十二分に備えている」と、次なる“中国キラー”の台頭に警戒を強め、あらためてその才能を称えた。

構成●THE DIGEST編集部

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