激しく揺れ動く韓国バレーボール界。渦中にある4人の選手に対して、さらなる厳罰が下される可能性が浮上した。
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事の発端は、ネット上に上がったひとつの告発文だ。女子プロリーグの強豪、興国生命ピンクスパイダースに所属するイ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹が、中学時代に特定のチームメイトに対して暴力や暴言、恫喝など酷い“いじめ”行為を行なっていた事実が判明したのだ。複数の仲間と悪行を繰り返し、その標的はひとりやふたりではなかったという。
これを受けて姉妹はそれぞれの公式インスタグラムで猛省を示した謝罪文を掲載したが、折からいじめへのバッシングが強まっていた韓国の世論が許さない。所属チームはふたりの「無期限出場停止」を決め、韓国バレーボール協会は東京五輪での活躍が期待されていた彼女たちの「代表チーム除外」を発表したのである。
さらに、男子でも2名のいじめ関与が明るみとなった。OK金融グループに所属するソン・ミョングンとシム・ギョンソプで、彼らも学生時代の蛮行を暴露され、イ姉妹と同様にSNS上に謝罪文を掲載。チームと協会から厳罰を下されるに至った。
4選手の永久追放を望むファンの声にどう向き合うのか。現地2月16日、協会のチョ・ヨング事務総長は緊急対策会議を受けて、声明を発表した。「学生時代にいじめに関与した者は、将来的に指導者となる資質に欠けていると判断せざるをえない」とし、「指導者を志す者にとっていじめ行為は大きな障害であり、厳罰の対象となって然りだ」と断じたのである。
つまり、キャリアが暗転している4選手が今後指導者の道を歩もうとしても、韓国国内ではライセンスが交付されない可能性が出てきたのだ。
そして同日夜、韓国プロバレーボールリーグ(Vリーグ)を管轄する韓国バレーボール連盟も新たな指針を打ち出した。今後、学生時代にいじめの加害者となった新人選手は、Vリーグ・クラブと契約できないとする規約だ。一種の水際対策であり、全国のあらゆるカテゴリーに通達され、とりわけ新人ドラフト会議前などで情報管理が強化されるという。もしプロ入り後にいじめ行為や誓約書に反する事実が発覚した場合は、リーグから永久追放されるという。これまで韓国スポーツ界では、性的虐待についての永久追放規定はあったが、新たにいじめもその対象に加えられた格好だ。
【関連フォト】イ・ダヨンがインスタに綴った直筆の謝罪メッセージはこちら
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事の発端は、ネット上に上がったひとつの告発文だ。女子プロリーグの強豪、興国生命ピンクスパイダースに所属するイ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹が、中学時代に特定のチームメイトに対して暴力や暴言、恫喝など酷い“いじめ”行為を行なっていた事実が判明したのだ。複数の仲間と悪行を繰り返し、その標的はひとりやふたりではなかったという。
これを受けて姉妹はそれぞれの公式インスタグラムで猛省を示した謝罪文を掲載したが、折からいじめへのバッシングが強まっていた韓国の世論が許さない。所属チームはふたりの「無期限出場停止」を決め、韓国バレーボール協会は東京五輪での活躍が期待されていた彼女たちの「代表チーム除外」を発表したのである。
さらに、男子でも2名のいじめ関与が明るみとなった。OK金融グループに所属するソン・ミョングンとシム・ギョンソプで、彼らも学生時代の蛮行を暴露され、イ姉妹と同様にSNS上に謝罪文を掲載。チームと協会から厳罰を下されるに至った。
4選手の永久追放を望むファンの声にどう向き合うのか。現地2月16日、協会のチョ・ヨング事務総長は緊急対策会議を受けて、声明を発表した。「学生時代にいじめに関与した者は、将来的に指導者となる資質に欠けていると判断せざるをえない」とし、「指導者を志す者にとっていじめ行為は大きな障害であり、厳罰の対象となって然りだ」と断じたのである。
つまり、キャリアが暗転している4選手が今後指導者の道を歩もうとしても、韓国国内ではライセンスが交付されない可能性が出てきたのだ。
そして同日夜、韓国プロバレーボールリーグ(Vリーグ)を管轄する韓国バレーボール連盟も新たな指針を打ち出した。今後、学生時代にいじめの加害者となった新人選手は、Vリーグ・クラブと契約できないとする規約だ。一種の水際対策であり、全国のあらゆるカテゴリーに通達され、とりわけ新人ドラフト会議前などで情報管理が強化されるという。もしプロ入り後にいじめ行為や誓約書に反する事実が発覚した場合は、リーグから永久追放されるという。これまで韓国スポーツ界では、性的虐待についての永久追放規定はあったが、新たにいじめもその対象に加えられた格好だ。
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