ロシア・フィギュアスケート界が誇る元世界女王、エフゲニア・メドベージェワが公式インスタグラムを更新。かつて京都で撮影された“舞妓なりきり”カットを公開して、ファンを大いに楽しませている。

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　まずは試練の連続だった2020年を振り返り、「21年間の短い人生のなかで一番難しい一年でした」と切なる想いを吐露。世界的なビッグイベントが続々と中止に追い込まれた事実を踏まえ、ロシアで毎年の風物詩となっている「日本フェスティバル」が開催されなかったことも嘆いた。

　大の親日家として知られ、とりわけ日本のアニメに造詣が深い。昨春には「セーラームーン」を題材とした自身初のミュージカルアイスショーが公演予定だったが、コロナ禍で中止の憂き目に遭った。メドベージェワは最後まで開催に望みを託して来日を強行したものの、緊急事態宣言下でのその行動がSNS上で非難を浴びるなど、辛い日々を過ごすこととなったのである。

　メドジベージェワは「日本は私にとって異世界なんです。訪れるたびに違う惑星にやって来たかのような不思議な気持ちになる」と綴り、「日本ではすべてが時計じかけのように精密で、そこが一番好き。人びとは責任感が強く、なによりフィギュアスケートをとても愛してくれています」と力を込めた。

　そして投稿したのが一枚のスペシャルショットだ。化粧から衣装まですべてを完コピした舞妓さんの出で立ちで祇園に佇む。「大好きな京都で舞妓さんになれた最高の経験。この格好で街を歩いていたらロシアの観光客に気づかれて、すごく驚かれたのを覚えています。ずっと笑っていましたね」と回想した。
 
　画像をチェックしたフォロワーからは賛辞が殺到。「世界一美しい舞妓だ！」「神々しい」「溜め息が出るね」「何度も観てしまう」「すごく似合ってるよ」「嬉しそうな表情」などなど、世界中から大反響を呼んでいる。

　最後に「またコロナが終息して、日本に足を運べる日が来ることを楽しみにしています」と記したメドベージェワ。もちろん現役は続行する意向で、４月２日にはロシア恒例のアイスショー「チャンピオン・オン・アイス」に出演予定だ。まずはそこでの復活パフォーマンスに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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