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「アユムが帰ってきた!」スノボー平野歩夢の“復活V”を地元紙が称賛!「楽々と大会を制した」

THE DIGEST編集部

2021.02.26

スケートボード、スノーボードと板を乗り換えて活躍する平野。平昌五輪以来の出場となったFIS公認大会で優勝を飾った。(C)Getty Images

スケートボード、スノーボードと板を乗り換えて活躍する平野。平昌五輪以来の出場となったFIS公認大会で優勝を飾った。(C)Getty Images

 スノーボードの男子ハーフパイプで2014年ソチ五輪、18年平昌五輪銀メダリストの平野歩夢が復活を遂げた。現地2月25日、米コロラド州アスペンで行なわれたワールドカップ(W杯)下部ツアーで圧巻の滑りを披露し、久々の優勝を果たしたのだ。

 国際スキー連盟(FIS)の公認大会は平昌五輪以来、約3年ぶりの出場。長いブランクを経ての復帰戦となったが、決勝1本目から92.75と高得点をマークし、表彰台のトップに立った。この見事な復帰戦勝利に、地元紙『The Aspen Times』は「日本のアユム・ヒラノが帰ってきた! レボリューションツアーの男子ハーフパイプ大会で見事に優勝」と銘打ち、その活躍を取り上げている。
 
 記事では「スノーボードの競技から長い間離れていた日本のアユム・ヒラノが再び優勝を飾った」と始めると、今大会の平野について「楽々と大会を制した」と評価。平野が92.75をマークした一方、「同じく22歳のジョシュア・ボウマンは84.50で2位、ライアン・ウォッヒェンドルファーは81.50で3位に終わった」と記し、後続との圧倒的なスコア差を伝えている。

 スケートボードでの出場を目指している東京五輪を前に、スノーボードで鮮烈な復帰を果たした平野。来月中旬に開催される世界選手権の日本代表には選出されていないが、大忙しとなるなかで二足の草鞋をどう履きこなすか。前例のない挑戦を続ける22歳の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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