沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部にて開催されているJLPGAツアーの2021年初戦『ダイキンオーキッドレディス』。３月５日の大会２日目が終了し、首位には19歳ルーキーの西郷真央と並んで、ツアー通算１勝で通算10アンダーの森田遥が浮上した。

　昨年は「日本女子プロゴルフ選手権」でトップ10入りを果たしたものの、予選通過がわずか３回、賞金ランキング80位と苦しい一年を送った森田。今大会は初日を４アンダーで回ると、首位４打差の８位タイからスタートした第２ラウンドは７バーディ・１ボギーの「66」をマーク。残りの２日間に向けては「初日、２日目と同じように自分ができることをしっかりフォーカスして、一打一打大切にいきたい」と意気込んだ。
  　また、初日単独首位だった西郷はこの日、４バーディ・２ボギーの「70」。「チャンスも何個かあったんですけど、なかなか昨日のようには入らなかった」とラウンドを振り返り、「いいパーセーブができたホールもあったので、内容的にはすごく良かったと思う」と明日以降の戦いへ前を向いた。

　１打差２位にはツアー初優勝を狙う田辺ひかり、３打差３位にはベテランの菊地絵理香がつける。渋野日向子はこの日５つスコアを伸ばして通算６アンダー・５位タイで予選ラウンドを終えており、昨年公式戦２勝を挙げた原英莉花は通算３アンダー・18位タイ。ディフェンディグチャンピオンの比嘉真美子は、原と同スコアで並んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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