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石川佳純は元欧州女王にストレート負け。伊藤美誠、早田ひなが8強進出【WTTスターコンテンダードーハ】

THE DIGEST編集部

2021.03.10

チャンスを決めきれず16強止まりとなった石川。(C)Getty Images

 3月10日、卓球の新国際大会『WTTスターコンテンダードーハ』女子シングルス3回戦が行なわれ、世界ランキング9位の石川佳純は、2015年ヨーロッパ選手権覇者で同34位のエリザベタ・サマラ(ルーマニア)と対戦。11-13、9-11、10-12のストレート負けを喫し、8強入りはならなかった。

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 前日に同39位のニーナ・ミッテルハム(ドイツ)を下して勝ち上がった石川。この日は立ち上がりからリードを奪うものの、10-8から逆転されて第1ゲームを先取される。続く第2ゲームもゲームポイントを活かすことができず、ゲームカウント0-2。後のなくなった第3ゲームはデュースにもつれ込んだが、最後はサマラのフォアスマッシュが決まって試合終了となった。勝利したサマラは、準々決勝で世界123位のキム・ハヨン(韓国)と対戦する。
 
 その他、女子日本勢は伊藤が全日本ジュニア2連覇の大藤沙月にストレート勝ちを収め、早田は世界8位の格上、チェン・イーチン(台湾)にゲームカウント3ー1で勝利。同11位の平野美宇は、16歳で東京五輪代表のシン・ユビン(韓国)に1-3で敗れた。一方、男子シングルスは同18位の水谷隼が敗退し、同5位の張本智和がストレートで準々決勝へ駒を進めている。

構成●THE DIGEST編集部