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ゴルフ

「本当に諦めなくてよかった」稲見萌寧が混戦を制して歓喜の涙!ツアー3勝目をマーク【明治安田生命レディス】

THE DIGEST編集部

2021.03.14

プレーオフ勝利後の表彰式で感極まる稲見。スコアを落としながらも持ち前の勝負強さで“逃げ切りV”を飾った。(C)Getty Images

プレーオフ勝利後の表彰式で感極まる稲見。スコアを落としながらも持ち前の勝負強さで“逃げ切りV”を飾った。(C)Getty Images

 高知県・土佐カントリークラブで開催の国内女子ツアー2021年第2戦『明治安田生命レディス』は大会最終日が終了。単独首位から出た稲見萌寧が昨年10月の『スタンレーレディス』以来となる今季2勝目、ツアー通算3勝目をマークした。

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 予選ラウンド2日間を「68」「66」で回った稲見だが、この日は3番から連続ボギーと苦しい滑り出し。前半は首位をキープしたまま折り返したももの、後半10、14番でボギーを喫して首位に並ばれる。この日を1バーディ、5ボギーの「76」とし、通算6アンダーで並んだ永井花奈とのプレーオフに突入。その3ホール目まで稲見が決着をつけた。
 
 表彰式では涙を流す場面もあった稲見だが、オンライン会見では「泣かないと決めていたんですけど、やっぱり今日のラウンドは苦しいのがたくさんあったので、それがこみ上げしまった」と正直にコメント。「本当に最後まで諦めなくてよかった」とホッとした様子で語っている。

 さらに「どこで負けてもおかしくない状態だった」と今日のラウンドを振り返り、自身の調子については「そんなに悪くないんですけど、風が全部逆にはまってしまって、悪い方悪い方に行ってしまった」と回顧。「結果はよかったですけど、しんどかった一日ですね」と感想を明かした。

 その中でもプレーオフではしっかりと勝負強さを見せた稲見は、「この3勝目で1年に1回優勝という目標は今のところ達成できているんですけど、一番はメジャー優勝したいっていう気持ちがあるので、そこを目指したい」と次なる目標を見据えている。次戦は19日から開幕する『Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント』に出場予定だ。

構成●THE DIGEST編集部
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