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格闘技・プロレス

「意識を統一に向けるだろう」京口紘人の今後を米専門誌が予想。対戦相手の候補には寺地拳四朗の名も

THE DIGEST編集部

2021.03.15

3度目の防衛に成功した京口紘人。リング誌は統一戦を目指すと予想した。 (C)Getty Images

3度目の防衛に成功した京口紘人。リング誌は統一戦を目指すと予想した。 (C)Getty Images

 現地時間3月13日(日本時間14日)、テキサス州・ダラスでWBA世界ライトフライ級タイトルマッチが行なわれ、スーパー王者の京口紘人が同級10位アクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)に5回TKO勝利を収めた。
 
 立ち上がりは、リーチで上回る京口が遠めから的確にジャブを当てる展開。その後、接近戦となった2ラウンド以降は、ボディやアッパーカットを次々と打ち込む王者に対し、カウンターを狙う挑戦者という構図となった。
 
 迎えた第5ラウンド。挑戦者が右のパンチを放った直後、苦悶の表情を浮かべロープ際へ。チャンピオンは追撃したが、レフェリーが割って入り、ベガの拳の負傷により、そのまま試合が終了した。

 3度目の防衛に成功した京口の次のステップには、早速メディアが注目している。米ボクシング誌『ザ・リング』は「今後は意識を統一に向けるだろう」と予想。対戦相手の候補として、IBF王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)、WBO王者エルウィン・ソト(メキシコ)とともに、WBC王者の寺地拳四朗の名も上げた。
 
 また、「予想よりタフな試合になったベガ戦からもわかる通り、この27歳のファイターは、相手が誰であろうと試合を楽しむに違いない」と、ボクシングへの姿勢を絶賛し、さらなる活躍に太鼓判を押した。 
 
 この勝利が米デビュー戦の初白星にもなった京口。昨年11月には大手プロモーターのマッチルーム社とも契約を結んでおり、一層の飛躍が期待される。

構成●THE DIGEST編集部
 

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